無相(むそう)

仏教を本気で学ぶ

無相とは、形やすがたがないことです。また、一定の形態や様相を持たないこと。物事には固定的、実体的な姿というものがないという意味です。

対義語は有相(うそう)ですが、無相のいわんとするところは有相・無相を超えたの姿を示しています。また、三解脱門の1つに数えられます。

巴語(パーリ語) animitta

・「財を蓄えることなく、食物についてその本性を知り、その人々の解脱の境地は空にして無相であるならば、彼らの行く路(足跡)は知り難い。空飛ぶ鳥の迹が知り難いように。」(ダンマパダ 92偈

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