邪悪とは、貪・瞋・癡(とん・じん・ち)の三毒のことをいいます。
・「マーガ青年がさらに続けて言った、「この世で施しの求めに応ずる在家の施主、福徳を求め福徳を目指して供物をささげる人が、他人に飲食を与えるに当って、どうしたならば祀りが成功成就するかということをわたくしに説いてください。先生!」
尊き師(ブッダ)は答えた、「マーガよ。祀りを行え。祀り実行者はあらゆる場合に心を清からしめよ。祀り実行者の専心することは祀りである。彼はここに安立して邪悪を捨てる。
彼は貪欲を離れ、憎悪を制し、無量の慈しみの心を起して、日夜常に怠らず、無量の慈しみの心をあらゆる方角にみなぎらせる。」」(スッタニパータ 505-507偈)
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