【仏教用語/人物集 索引】

アジャータシャトル(阿闍世)

投稿日:0101年10月3日 更新日:

アジャータシャトル、クーニカ・アジャータシャトル Kunika Ajātashatru、阿闍世(あじゃせ)、未生怨(みしょうおん)

古い時代の仏典には「ヴィデーハ国王の女(むすめ)の子」という表現もあります。つまり、ヴィデーハ国から来た妃の子をこのように表現するのは、古代インドの習慣から来るもので、母系家族制の影響だと考えられています。

アジャータシャトルは古代インドに栄えたマガダ国(現在のビハール州辺り)の王。父王ビンビサーラを殺害して王位を得た。しかし、アジャータシャトル自身も息子によって殺害されたと伝えられている。

父王ビンビサーラを殺害したが改心しブッダ帰依するようになっていたため、ブッダクシナガラで入滅した後、王舎城(おうしゃじょう/ラージャグリハ)郊外の七葉窟において、第一結集の主催者となっている。

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