・了賢寺 浄土真宗本願寺派 和歌山県海南市冷水浦483
文明8年(1476年)3月に紀伊国阿間郡(きいのくに あまのこうり)清水浦の住人、喜六太夫(きろくだゆう)が熊野街道の藤白峠の『御所の芝』(別名『後世の芝』)にて、熊野参詣の途中の本願寺第8代宗主(しゅうしゅ)蓮如上人に出会い、上人より直々に「他力念仏の教え」を教導いただく。
上人熊野よりの帰路の途中、喜六太夫の案内により清水浦に立ち寄られ、太夫の自宅にて更に教えを受け、太夫は浄土真宗のみ教えに帰依し、上人の直弟子となって、「釋了賢(りょうけん)」という法名を頂きました。
その後、自宅に上人直筆の「南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)の六字名号(ろくじみょうごう)」のご本尊を安置して「念仏道場」としました。これが了賢寺の開創であり、紀州における「浄土真宗」の起源とも言われています。(リンク先より)
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