佐賀県多久市の天台宗寺院

投稿日:2017年11月5日 更新日:

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妙覚寺 天台宗 佐賀県多久市南多久町桐野

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佐賀県の特色 地域によって違いがあります

佐賀県内でのお盆は月遅れの8月13~16日が多いようです。県西部の一部地域では、7月に行うところもあるようです。盆提灯は、先祖や故人の霊を迎えるために飾ります。主なものは、玄関や縁側の軒先などにつるす「迎え提灯」、室内の飾り提灯、天井からつり下げる円筒型の「住吉提灯」と、床に置く3本脚の「大内行灯」です。
佐賀県の一部地域では、「枕団子」を49個作って故人に供えることがあります(全国的には枕団子は6個という地域が多いようです)。
佐賀県の一部では出棺の際に鳩を空に放したり、池や川に魚を逃がしたりする地域があります。これは「放生(ほうじょう)」という仏教の善行の一つで、こうした善行を行うことで故人に徳を積ませ、あの世で優遇されるようにとの思いが込められているという説があります。
佐賀県の一部では、出棺の際に近親者で棺を担ぎ、3度ぐるぐると回す「三度回し」「棺回し」などと呼ばれる風習があります。棺を回すことで故人の方向感覚を無くし、家に戻ってこられないようにするためで、迷いなくあの世へ旅立っていってほしいという願いがこめられていると考えられたり、回るという儀式を行うことで現世での罪をなくすための修行を行っているとする「減罪信仰」からとも考えられたりしています。

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