🔔除夜の鐘(じょやのかね)108 New Year’s bell
除夜の鐘とは、仏教の年中行事の一つで年末年始に行われます。12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘を撞くことが本来の姿ですが、住宅事情に配慮して31日の日中に行う場合もあります。除夜の鐘は基本的には108回撞かれます。ただし、打ち出しの鐘を含まない場合や、108回撞いた後に、参列者(希望者)が途絶えるまで鐘を撞いていい寺院など、その行事の主催者によって作法の違いはあるようです。中国の宋代の禅宗寺院の習慣に由来すると考えられ、日本でも禅寺で鎌倉時代以降より現代までこれに倣って毎日、朝・昼・夕に鐘が撞かれています(主に大規模な寺院)。室町時代には、除夜の鐘を撞くことは大...