釈迦三尊

仏教を本気で学ぶ

釈迦三尊(しゃかさんぞん)

釈迦像を中心に、左右の脇侍(きようじ)として菩薩、天、もしくは羅漢を配した形式を釈迦三尊と呼びます。両脇侍には、向かって右に騎獅の文殊菩薩・向かって左に乗象の普賢菩薩の二菩薩を配する例が多いようですが、薬王菩薩・薬上菩薩の二菩薩、梵天・帝釈天の二天部、迦葉尊者(かしよう)・阿難尊者(あなん)の二尊者を置くこともあります。ちなみに、例にあげた画像の釈迦三尊像の脇侍は向かって右に薬王菩薩・向かって左に薬上菩薩と寺に伝えられているとのことです。(釈迦三尊像 法隆寺金堂)<< 戻る
便り

浄楽寺-神奈川県横須賀市

・浄楽寺公式ホームページ 浄土宗 神奈川県横須賀市芦名2-30-5開創 平安時代後期~鎌倉時代初期(※推定)宗派 浄土宗寺号 金剛山勝長寿院大御堂浄楽寺願主 和田義盛。この地域に7つの阿弥陀堂を建てたという伝承。浄楽寺はその内の一つの阿弥陀堂。※現本堂は江戸時代改修所蔵 運慶作 国指定重要文化財 仏像5体(阿弥陀三尊、毘沙門天、不動明王) 横須賀市指定重要文化財釈迦三尊仏画開山上人 お寺を開創した僧侶の名前は不明、鎌倉光明寺2世、浄土宗4世の白幡流寂慧良暁上人が開山(中興)上人とされている(リンク先より)前島密(まえじま ひそか)墓所。 << 戻る
便り

圓福寺-秋田県潟上市

・圓福寺 臨済宗妙心寺派 秋田県潟上市昭和大久保槐川端22-1寺伝によれば、応永年中(1394-1427)、現在の阿弥陀堂地区の肝煎伊兵衛により阿弥陀如来の金銅仏を土中から発掘し、草庵を建て安置したのが開創の端緒である。文禄年中(1592-95)大久保村に移転、壽峰宗寿和尚を開山として、祿壽山圓福寺と称した。 本尊仏は華厳釈迦三尊佛 (釈迦、文殊、普賢)で、藤原成長作と伝えられている。(リンク先より) << 戻る
人物

鞍作鳥(くらつくりのとり)

鞍作鳥とは、7世紀初はじめごろ、飛鳥時代の代表的な仏像彫刻師です。鞍作止利とも表記されます。渡来人で仏教をつたえたと言われる司馬達等(しばたっと)の孫で、止利仏師(とりぶっし)ともいわれ、聖徳太子に用いられました。その作風には北魏(ほくぎ・中国)の影響が見られます。代表作に法隆寺金堂の釈迦三尊像(623年)があります。<< 戻る