昭和時代

人物

山野愛子(やまのあいこ)

(聖鋏観音像が祀られるハサミ塚)山野愛子は日本の美容家で、日本美容界のパイオニアとして献身し、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドの審査員も務めました。山野愛子が提唱した「美・顔・体(健康美)・装・心」の「美道五道則」は、般若心経の色即是空の空の解釈を無常と捉え、美道五道則における美の無常と通じるものがあるとし、仏教の「空・無常・輪廻」が美道と根本的に同一であると、その関係性を説いています。また、1977年、8月3日を「ハサミの日」とすることを山野愛子が提唱し、1981年8月3日には増上寺に「聖鋏観音像」が建立・開眼されたことから、毎年8月3日を「ハサミの日」と定め、日頃使用している鋏に感...
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河口慧海(かわぐちえかい)

黄檗宗の僧侶。仏教学者にして探検家。幼名を定治郎という。僧名は慧海仁広(えかいじんこう)。 中国や日本に伝承されている漢語に翻訳された仏典に疑問をおぼえ、仏陀本来の教えの意味が分かる物を求めて、梵語の原典とチベット語訳の仏典入手を決意。日本人として初めてチベットへの入国を果たした。『西蔵旅行記』『在家仏教』をはじめとして数多くの著作を残している。生誕 1866年2月26日(慶応2年1月12日)命日 1945年(昭和20年)2月24日<< 戻る
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大谷光演(おおたにこうえん)

明治から大正時代にかけての浄土真宗の僧、俳人、画家。法名は「彰如」(しょうにょ)。俳号は「句仏」。東本願寺第二十三代法主。真宗大谷派管長。伯爵。妻は、三条実美の三女・章子。『夢の跡』『我は我』『句仏句集』などの句集を残している。生誕 1875年(明治8年)2月27日命日 1943年(昭和18年)2月6日<< 戻る