教王護国寺(東寺)-京都府京都市南区

仏教を本気で学ぶ

大師堂(だいしどう)

仏教寺院において大師号を贈られた僧侶の像や位牌を祀った堂のことを大師堂といいます。宗派によって、御影堂、開山堂などと呼ばれる場合があります。なかでも、弘法大師 空海上人を祀る堂を呼ぶ場合が真言宗系寺院に多くあるようです。いずれにしても同じ宗派であっても、伽藍が整備された年代や寺院規模などにより違いがあります。大師堂であるからこの形で建てられているという見分けは出来ません。例にあげた大師堂は、空海上人が住房としていた東寺境内西北部の「西院」と呼ばれる一画に建ち、入母屋造り、総檜皮葺きで、国宝に指定されています。(大師堂 東寺)<< 戻る
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五重塔(ごじゅうのとう)

五重塔(ごじゅうのとう)とは、仏教寺院の五重の屋根をもつ塔のことです。元来は仏舎利(ぶっしゃり・お釈迦様の遺骨)を安置するためのもので、インドのストゥーパが起源です。我が国最古は法隆寺のもの、京都市にある東寺のものは高さ約57mで最も高いものです。<< 戻る
便り

教王護国寺(東寺)-京都府京都市南区

・教王護国寺(東寺) 東寺真言宗 京都府京都市南区九条町1東寺は、唯一残る平安京の遺構です。創建からおよそ、1200年。平成6年、1994年に世界遺産として登録されました。 平安遷都と共に建立された東寺は官寺かんじ、つまり国立の寺院。その寺院を桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は、唐で新しい仏教、密教を学んで帰国した弘法大師空海に託しました。東寺を託された弘法大師空海は、密教の主尊しゅそんである大日如来を境内の中心にすえ、広大な寺域に曼荼羅まんだらを表現しようとしたのかもしれません。(リンク先より)<< 戻る
市区町村の宗派別寺院一覧

京都府京都市南区の真言宗寺院

寺院情報を宗派別に掲載。住所等を参考にしてご利用ください。不動光礼教会 真言宗醍醐派 京都府京都市南区西九条猪熊町18-2金勝院 真言宗東寺派 京都府京都市南区八条通大宮西入下る柳原町405宝菩提院 東寺真言宗 京都府京都市南区八条通大宮西入下ル九条町404観智院 東寺真言宗 京都府京都市南区八条通大宮西入下ル教王護国寺(東寺) 東寺真言宗 京都府京都市南区九条町1城興寺 真言宗泉涌寺派 京都府京都市南区東九条烏丸町7-1智光院教会 真言宗国分寺派 京都府京都市南区西九条開ヶ町15慈勝院教会 真言宗国分寺派 京都府京都市南区西九条比永城町43大金竜院 真言宗国分寺派 京都府京都市南区東九条石田...
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観賢、東寺と金剛峯寺座主を兼務

延喜十九年(919年)、観賢(八五四~九二五年)、東寺と金剛峯寺座主を兼務する。空海上人が入滅後、金剛峯寺(高野山)や東寺、高雄山寺(神護寺)などの真言宗諸寺はそれぞれ独立した寺院としての道を歩み始めました。やがて、金剛峯寺と東寺のどちらを本寺とするかという論争が起きます(本末争い)。 そこで、観賢が東寺と金剛峯寺座主を兼務し、東寺を本寺、金剛峯寺を末寺と決めたことで決着し、金剛峯寺は本末争いに負けた形となりました。 << 戻る
年表

空海上人、東寺を賜わる

弘仁14(823)年1月、空海上人は太政官符により東寺を賜わり、真言密教の道場としました。<< 戻る