御誕生寺-福井県越前市

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【第8話】板橋興宗禅師が示してくれた教え・なんまんだぶ・ありがとさん・遺偈

今回は7月5日に94歳でお亡くなりになられた板橋興宗禅師について話したいと思います。私が大学で仏教学を勉強している時、お寺生まれの学生と共に、どのお寺で修行したいか話したことがあります。ある学生が「板橋禅師がいたら、總持寺にするのになぁ。辞めたからなぁ」と言っていて、彼は卒業後、永平寺に行きました。總持寺の貫主は終身制ですが、板橋禅師は途中で辞めた珍しい例となっています。「あのお坊さんがいるから、このお寺で修行したい」、そんなお坊さんがいるのか!?という驚きと、「1年修行に行けばお坊さんの資格がもらえる」という程度にしか聞いていなかった私の感覚では、「何?何?どういうこと??」と、理解できない...
人物

板橋興宗(いたばしこうしゅう)

曹洞宗の僧侶。閑月即眞禅師。大本山總持寺独住23世(貫首)。曹洞宗管長、總持寺祖院住職、大乗寺山主、御誕生寺住職を歴任。宮城県多賀城市出身。1927年(昭和2年)、宮城県多賀城市の農家の長男として生まれる。海軍による買い上げに遭い、塩竈市に移住し、旧制仙台第一中学校を経て、1944年(昭和19年)に海軍兵学校76期舞鶴分校機関科に入校。第二次世界大戦の敗戦後、栄養失調により肋膜炎で入院する。退院後、仙台工業専門学校に入るも退学し、1949年(昭和24年)に新制東北大学文学部宗教学科に第1期生として進学、石津照璽に師事。在学中に同級生の片野達郎(後に、東北大学名誉教授)の勧めで仙台市の輪王寺に下...
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自分のことは自分でする(曹洞宗 正伝の仏法)

昨夜、元總持寺貫主の板橋興宗禅師が夢に出てきた。目が覚める思いというか、本当に目が覚めた。どういうわけか空から見下ろしていると、どこかの寺の山門で禅師ともう一人の僧が話している。そんな光景を有難く見ているという設定だ。そう言えば、近頃、図書館でちらっと禅師の本が目に入りながら、既に何度も読んだので違う本を借りた。そのことが夢に反映されたのだろうか!?(リンク先より)・自分のことは自分でする(曹洞宗 正伝の仏法)
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御誕生寺-福井県越前市

・御誕生寺 曹洞宗 福井県越前市庄田町32-1-1御誕生寺「ぬこでら」福井県越前市にある曹洞宗の修行道場「御誕生寺」です。曹洞宗のこと、修行道場の日常、御誕生寺に居ついてしまった猫のことを不定期でご紹介いたします。(リンク先より) << 戻る
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【福井】猫寺 「御誕生寺」でいただけるようになった新たな【見開き御朱印】~追加掲載編~(Destiny 癒しの御朱印巡り)

昭和23年 大本山總持寺の御開山 瑩山紹瑾の生誕地越前市帆山町に上田全之師が小堂を建立。その後、荒廃しましたが平成14年、元曹洞宗管長 板橋興宗が寄進された現在地に小堂建立。平成21年 本堂・坐禅堂の落慶法要 開山忌法要が行われました。(リンク先より)・【福井】猫寺 「御誕生寺」でいただけるようになった新たな【見開き御朱印】~追加掲載編~(Destiny 癒しの御朱印巡り)