お彼岸

仏教を本気で学ぶ

お彼岸とは?お彼岸は日本独自の文化?

日本の古くからの風習では、ご先祖さまがいると考えられている世界(あの世、極楽、等々)を仏教的な考え方も加わり「彼岸(ひがん)」、いま私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といいます。「彼岸」という言葉は仏教の言葉で、 サンスクリット語の「パーラミター」の漢訳「到彼岸」の略です。「煩悩に満ちた現世である此岸(しがん)を離れて修行を積むことで煩悩を脱し、悟りの境地に達した世界である彼岸に到達する」という意味があります。平安時代、浄土思想が盛んになった頃、真西に沈む太陽を見て、西方極楽浄土を思い描く修行が盛んに行われました。この修行によって極楽浄土に行けると信じられていたことから、3月の春分...
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2025年(令和七年)のお彼岸はいつですか?春彼岸編

お彼岸 最新情報2025年(令和七年)のお彼岸はいつからいつまででしょうか。日にちは?曜日は?お彼岸の期間について一緒に確認しましょう。お彼岸には春彼岸と秋彼岸があります。どうして2回あるのかご存知でしょうか?その年によって日にちが違う場合もあります。お彼岸の期間はどのように決められるのでしょうか?2025年(令和七年)のお彼岸はいつから?いつまで?春彼岸(春のお彼岸)の時期春彼岸の期間は、春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間です。お彼岸はいつから始まり、いつまでお彼岸なのか確認しましょう。2025年(令和七年) 3月17日(月曜)「彼岸の入り」 2025年(令和七年) 3月20日(...
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お彼岸特集(春彼岸・秋彼岸)

お彼岸(ひがん)とは、先祖を偲ぶ大切な期間として、日本では春分の日、秋分の日が祝日となっています。春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間を春彼岸、秋分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間を秋彼岸と言います。初日を「彼岸の入り」、最終日を「彼岸の明け」といいます。その期間、お墓参りに行ったり、仏壇に手を合せたり、それぞれのできる形で先祖を偲びます。様々な都合により、場合によっては寺院都合により、現在ではお彼岸の期間に読経が行えないことも多くなっています。無料や有料の法要依頼当ウェブサイトから行える法要依頼の詳細はリンク先へ。<< 戻る
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彼岸(ひがん)

彼岸とは、完全な理想の境地のことです。迷いの此岸に対して、悟りの世界をいいます。ニルヴァーナの境地。無為の岸。彼岸にいたること、完成することを「到彼岸」といいますが、梵語(サンスクリット語)では「pāramitā」となり、音訳して「波羅蜜多」と表示されます。これは「般若心経」の一節でもあるため聞き覚えのある方も多いかもしれません。日本で一般的に使われている「彼岸」という言葉は「到彼岸」を略したものだという説もあります。「彼岸会」もしくは春と秋の「お彼岸」のことを指して単に「彼岸」と呼ぶことも多いです。彼岸会とは、日常の苦しい生活を脱し、楽しい精神生活を送るために、仏法を聞き、行いを正しくする日...