仏性(ぶっしょう)

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仏性とは、生命あるすべてのものが持つ仏の性質や仏になり得る原因・可能性のことで、 主に『涅槃経』で説かれる大乗仏教独特の教理です。覚性(かくしょう)とも訳されます。 時代や地域、宗派によって、その考え方は様々に発展され、現在は統一見解と呼べるものはありません。

一般的には、誰もが仏性を備えていて、修行することで隠れている仏性が発揮されることで、煩悩が残された状態であっても全ての苦しみに煩わされることなく、また他の衆生の苦しみをも救っていける境涯を開くことができるとされます。この仏性が活用されている状態を成仏と呼び、仏法修行の究極の目的とされています。

浄土真宗の宗祖とされる親鸞はいくら修行をしても自分の力で生まれる仏性は見つからなかったとし、阿弥陀如来が仏性となり、飛び込んでくれるから救われるのだと解釈しました。

また、そもそもの仏性の前提(仏性という種や核があるという考え方)が違うという解釈もあり、すべてのものごと全体が仏性だという考え方です。これならば、親鸞が探しても見つからなかったというのも、どこかにあるはずだと探して見つかるはずはありません。全体が仏性だから、感じることはできても見ることはできないのか、既に見ているのかもしれません。

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