buddhism

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エスペラント語

6月10日(土)~11日(日)に英知大学にて『第54回 関西エスペラント大会(La 54a Kongreso de Esperantistoj en Kansajo)』が行われます。エスペラント語とは、異なる言語の人々が共に使えるように約100年前に考案された世界共通語です。政治経済の世界における(国際語)英語に対して、民族語とも言われているそうです。英語を共通語にした場合、非常に大きいハンデキャップが生じるので、みんながハンデキャップを分かち合えるようにとエスペラント語を広めようとしているようです…。この言語にあまり馴染みはありませんが、私がボランティアをしているインドマイトリの会が展示で参...
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星を見上げて

先ほど、用事で遅く帰ってきた住職を門前まで迎えに行ったとき、ふと夜空を見上げるといつもより多くの星が見えました。今年の春は曇りや雨が多く、黄砂も観測される日が度々ありましたから、晴れて星が見える日は久々かもしれません。それにしても、まだ肌寒く感じられるので、もう少し暖かくなると動きやすくなるのになと思います。私がこれまでに一番綺麗に感じた星空は、インド・クシナガラで見たものでした。満天の星に流れ星、そういった空がそこにはありました。インド人だけではないと思いますが、昔から星の観測をして季節の移り変わりや、人の一生まで占ってしまいます。西洋でも星座で占ったりしますよね。それが好きな人も多いはずで...
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桜満開

ここ兵庫県宝塚市では、今が桜の満開です。きのうの強風にも負けず、満開を保っているようです。また、きのうは黄砂が観測され、あたりが霞んで見えたものです。中国大陸から砂が飛んでくるなんて、地球は広いようで狭いものなのですね。関係ないように思っていても、実はつながっているものは多いようです。私が子どもの時は近所の友だちと桜の花びらを袋一杯に集めて遊んでいた記憶があります。集めた花びらを一体、何に使ったのかは忘れましたが、花吹雪を演出して遊んでいたのかもしれません。桜の花を愛好する人は多く、花見や宴会が毎日毎晩繰り広げられているようです。飲みすぎ、食べすぎ、はしゃぎすぎに注意しましょう。桜はみんなのも...
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草抜き

日中、天気が良かったので草抜きに精を出しました。雨が多かったこともあり、少し油断していたら草が大きく育っています。草も生き物ですが、人間の美観にはそぐわないようなので、抜かれることになります。しかし、抜いても抜いても次々に生えてくるので、その生命力に感心します。小さな草でもいつの間にか花が咲いていて、子孫を早いペースで残していく方法を進化の過程で身につけたようです。人間もひと昔前までは生めよ増やせよで子どもを多く生んでいました。それは、人間の成熟するまでの時間がかかるのと、赤ん坊の時に病気や栄養失調で亡くなることが多かったからです。どんな国でも、限られた食料を睨みながら、家族や村で助け合い、時...
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庫司(くす)

庫司とは、禅宗寺院で日常の金銭穀物などの出納を司る副寺を補佐する僧侶です。庫堂。・「明日なんの味を喫し、なんの菜を喫し、なんの粥等を設くと。『禅苑清規』に云く、「物料並に斎粥の味数を打するが如きは、ならびにまず庫司知事と商量せよ」と。」(『典座教訓』2、心が整えば味も整う)・「庫司に隨って打得する所の物料は、多少を論ぜず、麁細を管せず、唯是れ精誠に弁備するのみ。」(『典座教訓』4、心を他のことに移さない)・「大衆礼拝をはりて、知事まづ庫堂にかへりて主位に立す。つぎに首座すなはち大衆を領して庫司にいたりて人事す。」(「正法眼蔵」安居)<< 戻る
人物

松本竜助(まつもとりゅうすけ)

お笑い芸人。昭和時代の末期に漫才コンビ「島田紳助・松本竜介」として活動した。略称は「紳助・竜介」または「紳竜」。生誕 1956年4月6日命日 2006年4月1日<< 戻る
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瑞世に行ってきました

曹洞宗の僧侶はいくつもの段階が厳格に決まっています。そして、ある程度たつと瑞世(ずいせ)という儀式をする為に横浜鶴見の大本山總持寺と福井の大本山永平寺の2箇所に拝登(お参り)します。そこで大本山を開かれた御開山拝登、並びに祝祷諷経(しゅくとうふぎん)と瑞世上供諷経(ずいせじょうぐふぎん)という朝の法要の導師を務めるこが瑞世という儀式の主な部分です。ですから、瑞世は一夜の住職、または一朝の住職といわれます。これによって寺院の住職になるための資格を両大本山が認めてくださったことになります。ですから、この儀式は一生に一回のものです。3月23日午前中に寺を出発し、大阪より特急列車に乗り福井へ。福井駅に...
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善逝(ぜんぜい)

善逝とは、あらゆる煩悩を克服し、輪廻から脱出した存在。迷いの状態から悟りの境地に到達した人という意味です。如来十号の一つ。・「自己の愛執を断ち切れ、池の水の上に出て来た秋の蓮を手で断ち切るように。静かなやすらぎに至る道を養え。めでたく行きし人(仏)は安らぎを説きたもうた。」(ダンマパダ 285偈)梵語(サンスクリット語) sugata スガタ巴語(パーリ語) sugata スガタ<< 戻る
人物

藤田元司(ふじたもとし)

愛媛県新居浜市出身(越智郡宮窪村四阪島生まれ)の元プロ野球選手(投手)・コーチ・監督、解説者・評論家。 読売ジャイアンツ(巨人)の中心投手として5度のリーグ優勝と2度の日本一に導いた。生誕 1931年8月7日命日 2006年2月9日元投院球心篤應居士<< 戻る
人物

伊福部昭(いふくべあきら)

作曲家。ほぼ独学で作曲家となった。日本の民族性を追求した民族主義的な力強さが特徴の数多くの管弦楽作品や、『ゴジラ』を初めとする映画音楽のほか、音楽教育者としても知られる。伊福部家は大己貴命(オオナムチ=大国主(オオクニヌシ〉=(大黒天))を宗祖する因幡の古代豪族であり、武内宿禰(たけの内のすくね)を祭る、因幡國一の宮・宇部神社の神官を明治維新に至るまで代々務めてきた。伊福部家は昭の代で67代続く家系である。生誕 1914年〈大正3年〉5月31日命日 2006年〈平成18年〉2月8日)<< 戻る
人物

加藤芳郎(かとうよしろう)

漫画家、放送タレント。新聞連載漫画「まっぴら君」や「オンボロ人生」などで知られる。生誕 1925年6月25日命日 2006年1月6日<< 戻る
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近藤貞雄(こんどうさだお)

プロ野球選手(投手)・指導者・監督、野球解説者。現役時代は西鉄軍、巨人、中日・名古屋で活躍し、引退後は中日、ロッテ、大洋、日本ハムのコーチ・監督を歴任した。生誕 1925年10月2日命日 2006年1月2日<< 戻る
人物

仰木彬(おおぎあきら)

福岡県出身のプロ野球選手、プロ野球監督、野球解説者。 昭和30年代の西鉄ライオンズ黄金時代に正二塁手として活躍し、引退後は西鉄、近鉄、オリックスのコーチ・監督を歴任した。生誕 1935年4月29日命日 2005年12月15日仰崇院釈耀彬<< 戻る
仏教を本気で学ぶ

『正法眼蔵』は誰が書いた書物か?

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町の偉人 ■ 松尾芭蕉

世界的にも名高い俳聖・松尾芭蕉は、1644年に伊賀町柘植に生まれました。蕉風をひらき、「奥の細道」などの紀行文が有名です。伊賀町では芭蕉の命日である毎年11月12日に、松尾家の菩提寺である万寿寺で「しぐれ忌」が催されます。(リンク先より)・町の偉人 ■ 松尾芭蕉
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北嶺回峯行の創始者は誰か?

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本田美奈子(ほんだみなこ)

歌手、女優、声楽家。アイドル。生誕 1967年(昭和42年)7月31日命日 2005年(平成17年)11月6日澄光院釋優聲<< 戻る
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盆踊りの原型だと言われるのは?

仏教を本気で学ぶ

日蓮聖人が「南無妙法蓮華経」と初めてお題目を唱えた時で正しいものは?

人物

中内功(なかうちいさお)

実業家。ダイエー創業者。 戦後の日本におけるスーパーマーケット の黎明期から立ち上げに関わり、近年の消費者主体型の流通システムの構築を確立させ、日本の流通革命の旗手として大きく貢献した。生誕 1922年8月2日命日 2005年9月19日<< 戻る
人物

小倉昌男(おぐらまさお)

実業家、ヤマト福祉財団理事長。ヤマト運輸の『クロネコヤマトの宅急便』の生みの親である。東京都出身。1948年、父・小倉康臣が経営する大和運輸(現・ヤマトホールディングス)に入社。入社後半年で肺結核を患い4年間の入院生活を送るが、大和運輸がGHQ関連の輸送業務を担当していた為、日本国内ではほとんど入手困難だったストレプトマイシンを米軍ルートで入手できた事もあり、当時としては奇跡的に回復。退院後静岡県の子会社の再建を手がけたのち本社に復帰し、1961年に取締役となる。1971年、康臣の後を継いで代表取締役社長に就任した。1976年、オイルショック後に低迷していた大和運輸の業績回復のため、『宅急便』...
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「供養」も「祈祷」も

私が1年間修行した曹洞宗大本山である神奈川県の總持寺では、毎朝『大般若経』の展読祈祷をしていました。展読は経本を扇形に広げて右から左、左から右にパラパラとめくっていきます。簡単に言えば、願いごとをする時に『祈祷(きとう)』を供養する時に通常の『読経』をします。一般の方々には分からないかもしれませんが、「祈祷は本来の仏教じゃないから、止めた方がいい」「祈祷するのは仏教じゃない」と主張する寺院も多くあります。漠然とそんな考え方もできるかもなぁと思っていたのですが、本当にそうでしょうか??ブッダの教えは対機説法で、その人の状況によってその内容が変わったといわれています。人の悩みや求めに応じて、その解...
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塚本邦雄(つかもとくにお)

歌人、詩人、評論家、小説家。 寺山修司、岡井隆と共に「前衛短歌の三雄」と称され、独自の絢爛な語彙とイメージを駆使した旺盛な創作を成した。若い頃の別名に碧川瞬、火原翔、菱川紳士等があり、晩年の教授時代の学生たちとの歌会では鴻池黙示を好んで使った。生誕 1920年8月7日命日 2005年6月9日 玲瓏院神變日授居士<< 戻る
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伝光会摂心(でんこうえ・せっしん)

横浜鶴見の大本山總持寺では伝光会摂心会が毎年6月にが行われますが、2005年は6月13日から17日までの5日間です。「起きて半畳、寝て一畳」と言われる僧堂において、修行僧は一切の実務から離れて起居を共にし、一日中、只管(ただひたすらに)坐禅に打ち込みます。伝光とは總持寺御開山瑩山禅師が撰述された伝光録にちなむもので、お釈迦様の教えが光のように真っ直ぐに伝わるさまをあらわします。53代の仏祖を経て瑩山禅師に受け継がれた教え、伝光を学び、坐禅を修行することに励む集中修行期間が伝光会摂心会です。春に入門してきたばかりの修行僧にとっては試練の時です。足が痛くなり、立ち上がってもフラフラしてしまいます。...
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貴ノ花利彰(たかのはなとしあき)

北海道室蘭市出身の大相撲力士。現役時は二子山部屋所属であった。最高位は東大関。本名は花田満。得意技は左四つ、寄り、吊り、上手投げ。生誕 1950年2月19日命日 2005年5月30日双綱院貴関道満居士(天桂寺)誠生院法憲祐幸智徳善士(霊友会)<< 戻る
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御饌草料(ぎょせんそうりょう)

御饌草料とは、朝廷の天皇陛下に差し上げる品物のことです。・「之を敬重すること御饌草料の如くせよ。生物熟物、倶にこの意を存せよ。」(『典座教訓』2、心が整えば味も整う)<< 戻る
年表

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌真宗本廟お待ち受け大会開催

2005(平成一七)年5月、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌真宗本廟お待ち受け大会開催。 「今、いのちがあなたを生きている」<< 戻る
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仏子(ぶっし)

仏子とは、僧侶、出家者、菩薩戒を受けた者、仏の弟子など、仏の教えを信じる人のことをいいます。・「乃ち道心あるの仏子、西には菩薩と称し、東には君子と号す。」(天台法華宗年分学生式)・「おほよそ仏子の行道、かならずまづ十方の三宝を敬礼したてまつり、十方の三宝を勧請したてまつりて、そのみまへに焼香散華して、まさに諸行を修するなり。これすなはち古先の勝躅なり、仏祖の古儀なり。」(「正法眼蔵」帰依仏法僧)<< 戻る
人物

福井敏雄(ふくいとしお)

気象解説者・タレント。徳島県生まれ。直立不動で「福井でごじゃいます」「寒冷じぇんしぇん(前線)は・・・」などと話す独特の語り口と、予報が外れた際に「申し訳ありましぇんでした」と謝罪するきまじめな人柄が受け「お天気おじさん」の愛称で親しまれた。気象技術官養成所(現・気象大学校)卒業後、陸軍気象部に勤務。戦後は徳島、彦根などの地方気象台を経て、大阪管区気象台の予報官となり、69年から同気象台のお天気相談長を務めた。71年朝日放送のラジオ番組「おはようパーソナリティ中村鋭一です」に出演し人気を博した。80年気象庁を途中退職し、日本気象協会に移籍。関西テレビの「ザ・モーニング630」や「アタック600...
人物

丹羽文雄(にわふみお)

小説家。三重県出身。複雑な生い立ちに立脚した私小説風作品や宗教的作品、マダム物をはじめとする風俗小説、戦争物などを独自のリアリズムで旺盛に執筆し、多数の読者と高い評価を得た。三重県四日市市北浜田にある浄土真宗専修寺高田派の崇顕寺で住職を務める父・教開の長男として生まれた。代表作『鮎』(1932年)『厭がらせの年齢』(1947年)『蛇と鳩』(1952年)『青麦』(1953年)『菩提樹』(1955-56年)『一路』(1962-66年)『親鸞』(1965-69年)『蓮如』(1971-81年)生誕 1904年(明治37年)11月22日命日 2005年(平成17年)4月20日<< 戻る
仏教を本気で学ぶ

奈良の東大寺の別名・前身名について間違っているものは?

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60数億人分の答え合わせ

なぜ生きているのかなぜ考えるのかなぜ迷うのかなぜ出会うのかなぜ別れるのかなぜ嫉妬するのかなぜ信じれるのかなぜ?という問いかけに答えてくれるものそれは自分自身です私は多くを問いかけられます。それに出来るだけ答えます。勉強中だからという理由で時には曖昧に答えます。分からない時ははっきりと分からないと答えます。仏教にはたくさんの経本があり、答えが書いていないか探します。しかし、いくら探しても具体的な答えは書いていません。私たちが学ぶ仏の教えは、過去の個人についての問題や答えです。また、普遍的なものであって、具体的ではないのです。その問題と答えを学ぶことは出来ますが、現実の問題とはズレが生じます。前も...