・明見寺 真言宗醍醐派 長崎県佐世保市横尾町1801
明見寺は大正13年(西暦1924年)、開山大僧都 田中盛忍阿闍梨によって建立されました。盛忍阿闍梨についての詳しい記録は既に失われているため、彼がどのような人物であったのかは詳しく伝えられておりませんがどうやらはじめから僧侶ではなかったようで、もともとは現在の明見寺檀家総代の祖父の弟だったようです。
盛忍阿闍梨が僧侶になったいきさつは不明ですが、どうやら彼は同じ佐世保にある『東嶽山 西光寺』という寺院で修行して僧侶になったそうです。僧侶となった彼ははじめ、現在の佐世保市折橋町辺りに『折橋山 明見院』という小さな庵を設け、そこで祈願・祈祷などを行う拝み屋さんの様な事をしていたそうです。
その後大正13年、佐世保市横尾町に寺院を建立し、山号を『大聖山』寺号を『明見寺』と改めました。さらに恐らくこの頃、真言宗智山派である『西光寺』で修行した盛忍阿闍梨は、今となっては理由は定かではありませんが、真言宗醍醐派に転派したようです。(リンク先より)
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