(生誕)11月28日

人物

中村元(なかむらはじめ)

インド哲学者、仏教学者。東京大学名誉教授、日本学士院会員。サンスクリット語・パーリ語に精通し、初期仏教の仏典などの解説や翻訳に代表される著作は多数にのぼる。「生きる指針を提示するのも学者の仕事」が持論で、訳書に極力やさしい言葉を使うことでも知られた。その例として、サンスクリットのニルヴァーナ(Nirvāṇa)およびパーリ語のニッバーナ(Nibbāna)を「涅槃」と訳さず「安らぎ」と訳したことがあげられる。訳注において「ここでいうニルヴァーナは後代の教義学者たちの言うようなうるさいものではなくて、心の安らぎ、心の平和によって得られる楽しい境地というほどの意味であろう。」としている。国際的な仏教学...
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寺田寅彦(てらだとらひこ)

戦前の日本の物理学者、随筆家、俳人。吉村 冬彦、寅日子、牛頓、藪柑子の筆名でも知られる。高知県出身。生誕 1878年(明治11年)11月28日命日 1935年(昭和10年)12月31日<< 戻る
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桂太郎(かつらたろう)

武士、陸軍軍人、政治家。日露戦争時の内閣総理大臣で、西園寺公望と交互に首相を務めた期間は「桂園時代」と呼ばれた。「ニコポン宰相」の異名を持ち、通算在職日数は2,886日。第3次内閣は第一次護憲運動を受けて退陣し、その翌年に病没した。生誕 1848年1月4日〈弘化4年11月28日〉命日 1913年〈大正2年〉10月10日<< 戻る