福禄寿

仏教を本気で学ぶ

福禄寿(ふくろくじゅ)

福禄寿とは、長寿と福禄をもたらすと言われる宋(中国)の道教の道士・天南星の化身、または、道教の神・南極老人(南極老人星・カノープス)の化身を現わしていると考えられています。また、七福神に加えられています。道教で強く求められる3種の願いがあり、幸福(この場合、血のつながった実の子に恵まれること)、封禄(財産のこと)、長寿(健康を伴う長寿)の三徳を具現化したものとされ、七福神の寿老人と同体異名の神とされることもあります。この短身、長頭、美しい髭を貯えた老人の持つ杖の頭には、経巻が結び付けられ、白鶴をともなっています。この経巻は、人の寿命をしめし、この福、禄、寿の三徳を兼ね備えた人は、人望のある人と...
便り

円泉寺-埼玉県飯能市

・円泉寺 真言宗智山派 埼玉県飯能市平松376-1円泉寺は弘法大師(空海和上)が巡錫のおり、草堂を建立したのが始まりと伝えられ、ご本尊は不動明王です。京都の総本山智積院を中心とする真言宗智山派に属します。(リンク先より) << 戻る
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東昌寺-神奈川県逗子市

・青龍山 東昌寺 高野山真言宗 神奈川県逗子市池子2-8-33東昌寺は、鎌倉時代に北条泰時により執権家歴代の菩提寺として鎌倉の西ケ谷(鎌倉市小町)に建立された東勝寺に由来すると伝えられています。東昌寺は、当時、青龍山東勝寺と呼ばれていました。一方、後に東昌寺の境内に移されることになった丈六阿弥陀如来を祀った阿弥陀堂が、承久2年(1221年)に池子の大上阿弥陀ヶ谷(おおがみあみだがや: 現在の県立逗子高校の奥)に建立されました。この阿弥陀堂は、源実朝の非業の死を弔うために母親の政子刀自(とじ: 年輩の女性を敬意を添えて呼ぶ語)が、仏師・運慶に依頼して丈六阿弥陀如来像を彫らせ祀ったと伝えられていま...