
大乗寺-石川県金沢市
・大乗寺 曹洞宗 石川県金沢市長坂町ル10東香山大乗寺は、山号を別に古くは椙樹林、のちには金獅峯ともよんでまいりました。ご開山は、福井県の曹洞宗大本山永平寺の第三代・徹通義介禅師です。徹通義介禅師は、師の道元禅師の清貧、古淡の家風をうけつぎ、人材育成に意を注ぎ、時代に即応し、時代に先行する仏法の実現に夢を結んだ祖師でありました。そして、徹通義介禅師の門下から、曹洞宗大本山總持寺を開創した曹洞宗太祖瑩山禅師が登場されました。瑩山禅師は大乗寺の第二世であります。実に、大乗寺は、大本山永平寺、大本山總持寺に格別の由緒をもち、大本山永平寺の四門首の一であり、両大本山に次いで、我が国曹洞宗の古刹と言って...