弁才天

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弁才天(=弁財天・べんざいてん)

弁才天とは、仏教の守護神である天部の一つで、2手で琵琶(びわ)を弾く天女の姿や8手で各種の武具をもつ天女の姿で現わされ、もともとは川が神格化した水の神であったことから、多くの弁財天の像は池や海岸、水に縁のある場所に祀られています。七福神の中で、唯一の女神です。聖河の偉大さが神格化されたヒンドゥのサラスヴァティー女神は、古代インドでは豊かさを象徴する神でしたが、やがて、手に本や数珠、縄、ヴィーナ(琵琶)、水瓶などを持ち、叡智や学問、音楽の神となり、仏教に取り入れられた呼び名が「弁才天」あるいは「辨才天」です。日本では財宝神としての信仰が集まり、「弁財天」や「辨財天」と表記する場合も多くあります。...
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宝厳寺-滋賀県長浜市

・宝厳寺 真言宗豊山派 滋賀県長浜市早崎町1664・第二十九番 ⇒ 西国三十三所 第三十番 竹生島 宝厳寺 ​⇒ 第三十一番竹生島宝厳寺は、神亀元年聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう。というお告げを受け、僧行基を勅使として遣わし、堂塔を開基させたのが始まりです。(リンク先より)※神亀元年 724年 << 戻る