三遊亭圓楽 (5代目)

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三遊亭円楽さんとお寺とのご縁

先日、三遊亭円楽(6代目)さんがお亡くなりになられて、戒名は「泰通圓生上座」と公表されました。落語会にも駆けつけさせてもらったり、テレビでも毎週楽しく観ていた身近な人でしたが、実は2016年に群馬県前橋市の曹洞宗鷲霊山釈迦尊寺で得度を行っております。お墓も生前にその地に購入したとのことです。その師匠である三遊亭圓楽 (5代目)さんもお寺に関わる方だったのをご存知でしょうか?実は実家が東京都足立区の易行院という浄土宗のお寺でした。戒名は「光岳院情誉圓楽寛海居士」。お墓もそちらにあります。落語だけではなくテレビ番組「笑点」でも人気者だった三遊亭圓楽 (5代目)さんと三遊亭円楽(6代目)さん、師匠は...
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易行院-東京都足立区

・易行院 浄土宗 東京都足立区東伊興4-5-5落語家の三遊亭圓楽 (5代目)の実家でもあり、境内に墓所があります。また、その隣には1972年(昭和47年)の日本航空ニューデリー墜落事故で犠牲となった、客室乗務員で五代目圓楽の妹 吉河信子の供養観音が建てられています。歌舞伎の演目「助六」のモデルとなった助六とその愛人揚巻の比翼塚があり、七代目市川團十郎が建立しました。このことから、助六寺という通称でも呼ばれます。<< 戻る
人物

三遊亭圓楽 (5代目)(さんゆうていえんらく)

東京府東京市浅草区(現:東京都台東区)出身の落語家。落語円楽党党首、『笑点』司会者(4代目)、円楽一門会総帥、円楽一門会最高顧問などを歴任した。若い頃は「星の王子さま」の愛称で親しまれた。端整な顔立ちと博識ぶりにより、1960年代演芸ブームの際には脚光を浴びる。出囃子は『元禄花見踊』。実家は東京都足立区の易行院。弟子には三遊亭円楽(6代目)。生誕 1932年12月29日命日 2009年10月29日光岳院情誉圓楽寛海居士<< 戻る