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仏教用語/人物集 索引
2023/12/07 -仏教を本気で学ぶ
あ, い, う, え, お, か, き, く, け, こ, さ, し, す, せ, そ, た, ち, つ, て, と, な, に, ぬ, ね, の, は, ひ, ふ, へ, ほ, ま, み, む, め, も, や, ゆ, よ, ら, り, る, れ, ろ, わ, んこのウェブサイトに出てくる仏教用語/人物を五十音順で探すことができます。
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『坐禅用心記』(ざぜんようじんき)/瑩山禅師
正和元(1312)年、瑩山禅師は能登(石川県)に永光寺(ようこうじ)を開き、そこで『坐禅用心記』を撰述しました。坐禅の心得を説いた指導書で、『普勧坐禅儀』とともに参禅する者にとって欠くことのできない教 ...
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戯論(けろん)
戯論とは、無益な言論、または、無意味な言論のことをさします。 苦しみは自分の心が生み出すものと考えられ、 心が怒りや悲しみといった戯論により拡張されていくことです。 また、愛着心から行う ...
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羂索(けんさく)
もともとは鳥獣魚を捕らえる投げ縄のことでしたが、一切衆生を仏法へと導く象徴とされるようになりました。青・黄・赤・白・黒の5色の糸をより合わせて作られた縄状で、端に金剛杵(こんごうしよ)・ ...
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眷属(けんぞく)
仏教用語で使われる場合の眷属とは、仏・菩薩・天・明王などを取り巻くもののことをいいます。大乗仏教の世界で様々な仏・菩薩・天・明王などが登場するようになると、それぞれの場所で主となる仏・菩 ...
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警策(けいさく/きょうさく)
警策とは、注意や自覚を促し戒め励ますことで、「警策を与える」という意味から、修行者の肩や背中を打つ棒そのものが警策と呼ばれるようになりました。臨済宗では「けいさく」、曹洞宗では「きょうさ ...
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玄関(げんかん)
家の入り口のことを玄関と呼びますが、菩提達磨による中国への禅の伝来の時、初め「禅」という言葉が無く、中国の道教の言葉だった「玄」という言葉に訳されました。そこから、自覚としての「深いさと ...
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見仏記(けんぶつき)- テレビ見仏記
見仏記とは、いとうせいこう(本文を担当)とみうらじゅん(絵を担当)の共著による紀行文シリーズです。仏教美術としての枠にはまったものの見方ではなく、独自の観点で仏像を鑑賞し、独特の表現で言 ...
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門前掲示板(もんぜんけいじばん)- お寺の掲示板
門前掲示板とは、お寺の入り口に掲げられ、誰もが見ることができる掲示物です。単に掲示板とも、伝導掲示板とも、呼ばれ方の違いはあるものの、多くのお寺で利用されています。 門前掲示板の内容は様 ...
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袈裟(けさ)
袈裟とは、出家修行者や僧侶が身につける布でできた衣装で、略式の袈裟は信者も着用します。梵語で壊色・混濁色を意味する「カーシャーヤ」を音訳したものです。糞掃衣(ふんぞうえ)、福田衣(ふくで ...
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乾闥婆(けんだつば)
乾闥婆とは、八部衆の一つ、また、四天王眷属の八部鬼衆の一つで、香神、香音天、香陰など様々な訳名があります。インド神話においてはガンダルヴァといい、インドラ(帝釈天)に仕える半神半獣の奏楽 ...
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見性成仏(けんせいじょうぶつ)
見性成仏(けんしょうじょうぶつ)とは、悟りという本来の自分に立ち戻ることで、文字にできない宝を手にすることができるという意味です。心というのは、求めても求めてもつかめるものではなく、決まった形がないと ...
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三解脱門(さんげだつもん)
三解脱門とは、空、無相、無願の三種の禅定の名称です。悟りに通ずる三つの道。禅定(三昧)の三つの目標。悟りの境地に至るための三つの解脱門です。 略して、解脱門(げだつもん)、三解脱(さんげだつ)ともいい ...
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名称と形態(めいしょうとけいたい)
名称と形態とは、現象界の事物はそれぞれ名称(nama)と形態(rupa)を持っているという意味で、namarupa(ナーマルーパ)は古ウパニシャッドに出てくる語句です。 この観念が仏教にとり入れられま ...
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解脱(げだつ)
解脱とは、煩悩や束縛を離れて精神が自由となることです。苦しみ悩む世界から解放された安らぎの状態であることから、悟り、涅槃と同じ境地を表します。また、三解脱門という三種の禅定があります。仏教だけで使われ ...
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月照(げっしょう)
幕末期の尊皇攘夷派の僧侶。名は宗久、忍介、忍鎧、久丸。 文政10年(1827年)、叔父の蔵海の伝手を頼って京都の清水寺成就院に入り、天保6年(1835年)住職となりました。しかし尊王攘夷 ...
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月性(げっしょう)
1858/05/11 -人物
05月11日, 09月27日, 1858年, け, (命日)05月11日, (生誕)09月27日江戸時代末期の尊皇攘夷派の僧。周防国大島郡遠崎村、妙円寺の住職。諱は実相。字は知円。号は清狂・烟渓・梧堂。安政3年(1856年)、西本願寺に招かれて上洛、梁川星巌・梅田雲浜などと交流し攘 ...
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契沖(けいちゅう)
江戸時代中期の真言宗の僧であり、古典学者(国学者)。 11歳で摂津国東成郡大今里村(現在の大阪市東成区大今里)の妙法寺の丯定(かいじょう)に学んだ後、高野山で東宝院快賢に師事し、五部灌頂 ...
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顕如(けんにょ/顯如)
戦国時代から安土桃山時代の浄土真宗の僧。浄土真宗本願寺派第11世宗主、真宗大谷派第11代門首。石山本願寺住職。 顕如は号で、諱は光佐、法主を務めた寺号「本願寺」を冠して本願寺光佐とも呼ば ...
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桂庵玄樹(けいあんげんじゅ)
室町時代後期の臨済宗の僧。薩南学派を形成した。桂菴 玄樹と表記される場合もある。 長門国赤間関出身。9歳のとき出家し、上京して京都南禅寺の惟肖得巌や景徐周麟らに学んだ。 その後、豊後国万 ...
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竪精論議始まる(けんせいろんぎ)
応永十四年(1407年)5月3日、二者対立して論議の勝敗をあらそう竪精論議始まる。 竪精(りっせい)とは、高野山の僧侶が履修する「学道」とよばれる真言教学について研鑽する一連の儀礼の一つで論議の方式を ...
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瑩山禅師(けいざんぜんじ)- 瑩山紹瑾(じょうきん)
1325/08/15 -人物, 仏教を本気で学ぶ, 年表
08月15日, 10月08日, 1325年, け, 曹洞宗の出来事, 永光寺-石川県羽咋市, 瑩山禅師, 鎌倉時代, (命日)08月15日, (生誕)10月08日瑩山紹瑾とは、一般には瑩山禅師と呼ばれる鎌倉時代の僧侶で、日本の曹洞宗教団では第四祖です。日本曹洞宗開祖の道元を高祖大師、瑩山を太祖大師と呼びます。諡号は佛慈禅師、弘徳圓明国師、常済大師 ...
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永光寺-石川県羽咋市
・永光寺 曹洞宗 石川県羽咋市酒井町イ11 永光寺(ようこうじ)は、正和元(1312)年、能登(石川県)に地頭酒匂頼親の娘(祖忍)の勧請を受けた太祖瑩山紹瑾禅師が、生涯幽棲の地と定めて創建した開山禅師 ...
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建長寺派(本山建長寺(鎌倉))の開派
建長5(1253)年、中国・宋から招かれた蘭渓道隆禅師により始まる。臨済宗建長寺派(楊岐派の禅)。 << 戻る
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「正法眼蔵」見仏(けんぶつ)
釈迦牟尼仏、告大衆言、若見諸相非相、即見如来。 いまの見諸相と見非相と、透脱せる体達なり。ゆゑに見如来なり。この見仏眼すでに参開なる現成を見仏とす。見仏眼の活路、これ参仏眼なり。 自仏を他方にみ、仏外 ...
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「正法眼蔵」袈裟功徳(けさくどく)
仏々祖々正伝の衣法、まさしく震旦国に正伝することは、嵩嶽の高祖のみなり。高祖は、釈迦牟尼仏より第二十八代の祖なり。西天二十八伝、嫡々あひつたはれり。二十八祖、したしく震旦にいりて初祖たり。震旦国人五伝 ...
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「正法眼蔵」渓声山色(けいせいさんしょく)
阿耨菩提に伝道受業の仏祖おほし、粉骨の先蹤即不無なり。断臂の祖宗まなぶべし、掩泥の毫髪もたがふることなかれ。各々の脱殼うるに、従来の知見解会に拘牽せられず、曠劫未明の事、たちまちに現前す。 恁麼時の而 ...
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源智、知恩院の諸堂を興す
1234年(文暦1年)、法然上人の弟子源智が上人を開山として知恩院の諸堂を興す。 << 戻る
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「正法眼蔵」現成公案(げんじょうこうあん)
諸法の仏法なる時節、すなはち迷悟あり、修行あり、生あり、死あり、諸仏あり、衆生あり。 万法ともにわれにあらざる時節、まどひなくさとりなく、諸仏なく衆生なく、生なく滅なし。 仏道もとより豊倹より跳出せる ...
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建永の法難
建永元(1206)年12月、門下の住蓮と安楽房遵西が、六時礼讃の哀調に感銘した院の女房と密通したという(捏造)事件により、法然上人はその責任を免れることができませんでした。兼実は免罪運動を行いましたが ...
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元久の法難
元久元(1204)年10月、延暦寺の衆徒が専修念仏の停止を天台座主真性に申請しました。 << 戻る
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建仁寺派(本山建仁寺(京都))の開派
建仁2(1202)年、南宋に留学して帰国した栄西禅師により始まる。臨済宗(黄龍派の禅)を日本にはじめて伝える。 << 戻る