寺院センター公式ウェブサイトをご覧いただき誠にありがとうございます!
寺院センターは、仏教とお寺、その伝統や
文化、仏事の情報収集および発信を行っています。
そして仏教の核心である私たち一人ひとりの
心の安らぎを尊いものとしている方々の交差点です。
檀家も、門徒も、信者も、お寺への所属が
無い方も、様々な方々が集うことができます。
例えば、遠足や修学旅行で訪れたお寺に
興味を持って好きになった人も、
御朱印を集めたり、お寺の建物の写真や
動画を撮るのが好きな人も、
法事などでお寺の住職の話を聞いて
仏教が好きになった人も、
ご家庭の仏壇で先祖供養をする
家族の姿を見てきた人も、
仏教やお寺に共感するところがあれば誰でも利用できます。
どうぞよろしくお願いいたします。合掌
はじめに良いことを書きましたが、次のようなイメージを持つ人もいると思います。
「仏教って何だか難しそうで・・・」
「お寺って敷居が高い気がして・・・」
どうでしょう??
このようなイメージが先行している人にとってみれば、その先に自分から進むことはないかもしれません。こうなっている大きな要因として、お寺の怠慢があります。お釈迦様のようにその時代の人に寄り添った言葉で語りかけることが出来るお坊さんがどれだけいるでしょうか!?
また、「仏教やお寺って難しい」と思ってもらっている方が「レベルが高い」「難しいことを知っている特別な存在」と思われて都合が良いと思っているお坊さんがいると思います。
寺院センターを利用していると自然と次のようになっていたと気づいてもらうのが目標です。
「仏教って何だか分かりやすい!」
「お寺って身近で付き合いやすい!」
しかし、このウェブサイトを利用してもらいたくても、読んだり、聞いたり、考えたり、勉強したりするのって、忙しかったり、生活に余裕がなかったら手につきません。困ったものです。
そもそも、生活を見直したいと思ったり、忙しいことから脱却したいと思って考えたり、勉強したりするのに、生活に余裕(お金、時間)がないと動けないというサイクルに入ってしまうと身動きが取れなくなってしまいます。
そこで必要なことは心の安らぎです。
「疑いを越え、苦悩を離れ、安らぎを楽しみ、貪る執念をもたず、神々と世間とを導く人、そのような人を<道による勝者>であると目ざめた人々は説く。」(『スッタニパータ』【第1 蛇の章】5、チュンダ 86偈 より)
これはお釈迦様が約2500年前に鍛冶工のチュンダの質問に答えた言葉の一節です。
お釈迦様や悟りを開いた人々は心の安らぎを保ち続ける境地に生きていたのだと思います。その姿は仏像やお経の中に表現されています。その世界観はお寺の境内や本堂内に形作られ、描かれていたりします。
私たちの生活の中で言うと「ほっと一息」というのも心の安らぎですね。仕事から帰って来て家に着いた時に心の安らぎを感じる人もいると思います。
お寺に来ただけで心の安らぎを感じる人もいるかもしれません。また、坐禅会や念仏会、法要などでの感想の中でよくあるのが、「坐禅している時は心の安らぎを感じられるけど、日常に戻るとまたいつもの自分になる」という内容です。
その気持ちは継続しないもののようです。お釈迦様や悟りを開いた人々は心の安らぎを保ち続ける境地にいたのですが、常に、ずっと、そのようであったのではないと思います。心の安らぎを意識して、現代的に言うと、日々、何度も更新していきました。
ですから、本来、仏教やお寺は心の安らぎが身近にあるはずです。
ここで、仏教やお寺で体験できることをいくつか出してみたいと思います。中には重複する内容もありますが見ていきましょう!
・拝観・・・個人や修学旅行などで寺院の境内や本堂、諸堂を見て回ることができます。極楽浄土やお経の内容を表現していたりしますが、言い換えれば、心の安らぎに適した環境を見て回ることです。ただし、その様相が異なるのは、境内や建物が造られた当時、誰に適した心の安らぎかが違うためです。また、名目は本堂や境内でも、単なる住まいのためであったり、事務的な構成であったりすると心の安らぎとは無縁のものとなってしまいます。
・法要・・・供養法要、祈願法要、布薩法要といった読経と法要内容を読み上げて行う儀式です。宗派や流派、地域によって様々な意味合いがありますが、故人に対する場合は安らかにと願い、法要を実施することで縁者(家族や知人)の心の安らぎも得られます。
・お経(および念仏、唱題、真言、写経)・・・お経の内容を読み意味が分かることで心の安らぎを得たり、お経を声に出して読むことで頭で思考しない状態になり心の安らぎを得たり、お経を書き写すことで心の安らぎを得たり、そのような機会がお寺ではあります。ただし、宗派等によって意味合いは異なる場合があります。
・坐禅(瞑想、禅定)・・・仏像の形態は座っていても、立っていてもこの状態です。坐禅体験や寺ヨガに参加できる寺院も増えてきているようです。坐禅は心の安らぎを象徴する形だと思います。
・法話・・・以上のようなことを踏まえて現代的に説示するのが法話です。そこから気づきやヒントを得ることで心の安らぎを感じる人もいるでしょう。
・御朱印/お守り等の授与・・・仏教やお寺、本尊等とご縁を結べたことで心の安らぎ、安心感を得られるため、単なる収集とは異なる魅力があるのではないかと思います。
お釈迦様や悟りを開いた人々は心の安らぎを保ち続けていたことで見落としてはならないことは、健全な身体であったということです。お釈迦様は80歳まで歩いて教えを広める旅を続けました。健全な身体なくして為し得ないことだと思います。
お寺では朝、決まった時間に鐘を鳴らし、読経や坐禅、念仏、唱題、真言、瞑想を行ないます。姿勢を正し、呼吸を整え、声を出し、お釈迦様の時代から伝えられてきた仏教を流派や地域により形を変えながらも日々実践しています。その作法により心と身体を整えます。
お寺のお坊さんだけではなく、普通に生活する私たちも仏教で心と身体を整えることができます。先ほど紹介した仏教やお寺で体験できることを踏まえ、日々の生活の中で活かしてみてください。
寺院センターという名称は、あなたの心の内に寺院を持つことです。どこかに行かないと見ることが出来ない寺院ではなく、意識すればいつもそこに現れる寺院です。お釈迦様がインドでお亡くなりになられるときの逸話「自灯明・法灯明」の心でもあります。それぞれの人が灯となり、同時にお釈迦様が80歳になるまで説明され続けた世界の成り立ち方(仏法・仏教)を灯とする生き方です。
しかも、心の中の寺院は仏教寺院だけではなく、神道の神社、キリスト教の教会、イスラム教のモスク、ヒンドゥーの寺院であっても成り立ちます。自分に縁がある宗教の寺院センターを心に持つことが大事です。このウェブサイトはそのサポートをしているだけです。
寺院情報の掲載
『寺院センター』のウェブサイト上には7万カ寺以上の寺院情報を掲載しています。寺院公式ページ(SNSを含む)数は1000HP以上ありインターネット上のリンク集としても使えます。寺院や仏教の在り方には多様性があるとは思いますが、住職、僧侶だけでは成り立たっていません。地域の人々、檀家さん、門徒さん、信者さん、観光客、などなどの記事・投稿も掲載しています(現在、掲載依頼は受け付けていません。随時、当方で調査した結果は反映しています)。
個人情報
各種法要依頼をする際に必要な故人名・戒名・法名・法号、施主名、祈願主名、メールアドレスを法要を実施する目的でお知らせいただくことはありますが、ウェブで完結するお約束については住所、電話番号を聞くことはありません。公的な証明書の提出も求めません。同様に法要の担当寺院についても、寺院センターを通じて個人情報をお伝えすることはありません。
その他の情報
その他、年表や年回忌表、中陰表、仏教関連の人物の誕生日や命日、主要なお経全文などを掲載しています。興味があるものをご覧ください。
寺院センターの構成
寺院センターは伝統仏教系の個人的活動であり、宗教団体や営利団体ではありません。伝統仏教寺院の協力の下、運営していますがどの宗派にも属さず、各種依頼の際に依頼者へ特定宗派や寺院への勧誘は一切おこなっておりません。僧侶有志による個人的な活動が寺院センターで集約されており、団体を組織せず法人でもありません(お布施は担当寺院にて会計処理がされます)。
現在、寄付(お布施)で運営していますが、寄付が伴う法要数が2年以上1000件を超え、YouTubeチャンネルの登録者が一定数以上(1万人くらい)になれば一定の需要が見込まれるためNPO法人等の法人化を検討します。現在は個人レベルでの運営です。
※協力寺院は流動的ですが伝統仏教全寺院が対象です。直接寺院とお付き合いが必要な方は寺院センターで掲載している費用は適応できないものとお考え下さい。その場合の詳細はお付き合いしたい寺院に直接お尋ねください。
お問い合わせ、各種ご依頼等は寺院センター事務局にて対応いたしております。合掌
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