【仏教用語/人物集 索引】

お布施(おふせ)

投稿日:2020年12月20日 更新日:

一般的に理解されているお布施とは、法要の際に寺院に渡す金品のことを指しています。お布施の金額は前もって分かっていた方が良いと思いますが、実際のところ、地域や宗派によって金額が異なる、もしくは、家の格や収入によって変わる、戒名の形式によって変わる、その様なことが多くあるようです。

よく言われるお布施の相場は、家庭での法事で5万円~3万円です。それにプラスしてお車代やお膳料で各1万円~5千円。檀家や門徒として登録しなければいけない場合は別途年間3万~5万円くらいの護寺会費も必要でしょう。会費を集めて「先のお布施で対応しますよ」というサービスです。また、納骨やお墓の開眼、仏壇の開眼を行う場合は、更にそれぞれ5万円~1万円を包みます。以上はご家庭や墓前などでの一般的な例です。

次にお寺での法要となるとお布施は跳ね上がり、全国に一番寺院が多くある包括宗教法人の大本山での本堂法要で基本費用が20万円です。同寺院で法要室を使っても15万円、合わせて行う儀式や諸々で寺院へ準備する費用は先の例よりも多くなります。戒名も同様に数百万円ということも珍しくありません。地方寺院ではそれほど極端にはならないものの、それに準じた金額になっても不思議ではありません。また、ほぼ全ての場合、檀家や門徒として登録が必要です。

繰り返しになりますが、地域や宗派によってお布施の相場は異なりますので、依頼したいお寺に確認してからお布施を準備して下さい。

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