黄檗宗瑞輪寺(ずいりんじ)の本尊であるこの像は、像高89.5cm、膝張75.5cmの桧材寄木造りの身金色像で身部以外には後補の泥絵具が施されています。法衣を偏袒右肩(へんたんうけん)に着し、左手には薬壷を請け、右手は施無畏印(せむいいん)に作り、結跏趺坐(けっかふざ)しています。平安時代末期の注目すべき古像ですが、乳首と部分的な泥絵具による着色は後補によるものです。瑞林寺の前身は原田神社の神宮寺にあたる善光寺であったので、本尊はその遺仏と考えられます。(リンク先より)
投稿日:2019年8月29日 更新日:
黄檗宗瑞輪寺(ずいりんじ)の本尊であるこの像は、像高89.5cm、膝張75.5cmの桧材寄木造りの身金色像で身部以外には後補の泥絵具が施されています。法衣を偏袒右肩(へんたんうけん)に着し、左手には薬壷を請け、右手は施無畏印(せむいいん)に作り、結跏趺坐(けっかふざ)しています。平安時代末期の注目すべき古像ですが、乳首と部分的な泥絵具による着色は後補によるものです。瑞林寺の前身は原田神社の神宮寺にあたる善光寺であったので、本尊はその遺仏と考えられます。(リンク先より)
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