【仏教用語/人物集 索引】

浄顕寺の菩提樹・カヤ

投稿日:2018年7月9日 更新日:

「近江の名木・並木道」によれば、幹周/2. 56m、樹高/13m。市の天然記念物に指定されています。

浄顕寺は浄土宗の寺院で、法然上人が結んだ一草庵に江戸時代になり多羅尾光太が亡き妻のために元和元年(1622年)堂宇を建立したことに始まります。多羅尾光太は近江国甲賀郡信楽庄の小川を領した甲賀53家の一家で、父・光俊は織田信長に仕えていました。天正10年(1582年)の本能寺の変の時、家康の伊賀越えに甲賀衆を率いて、家康公を伊勢国白子まで先導し、その功で領地を与えられています。関ヶ原合戦後は信楽に陣屋を構え、幕府蔵入地の代官職に任ぜられています。
菩提樹は山門脇にあり、ボダイジュとしては巨樹です。法然上人の御手植えから樹齢は約800年となりますが。釈迦が悟りを開いたのは「インドボダイジュ」で、この菩提樹とは樹種が違います。(リンク先より)

浄顕寺の菩提樹・カヤ

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