【仏教用語/人物集 索引】

功夫(くふう)

投稿日:2000年1月30日 更新日:

功夫とは、力を尽くすこと、努力することです。実践、勤労という意味もあります。

工夫、公夫と書いても同じ意味で使われます。

「功夫弁道」で、坐禅、修行に精進努力することです。同様に「功夫坐禅」とも使われています。

・「専一に功夫せば、正に是れ弁道なり、修証自ら染汚せず、趣向更に是れ平常なるものなり。」(『普勧坐禅儀』

・「かの道得のなかに、むかしも修行し証究す、いまも功夫し弁道す。仏祖の仏祖を功夫して、仏祖の道得を弁肯するとき、この道得、おのづから三年、八年、三十年、四十年の功夫となりて、尽力道得するなり。」(「正法眼蔵」道得

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