呪文に通じたバラモン・ティッサは『スッタニパータ【第2 小なる章】2、なまぐさ』に登場する。
上記の章には過去七仏の六番目に数えられる迦葉仏より教えられたことが書かれている。また、最初の3つの詩がティッサの言葉だと考えられている。以下抜粋。
239 「稷・ディングラカ・チーナカ豆・野菜・球根・蔓の実を善き人々から正しい仕方で得て食べながら、欲を貪らず、偽りを語らない。
240 よく炊かれ、よく調理されて、他人から与えられた純粋で美味な米飯の食物を舌鼓って食べる人は、なまぐさを食うのである。カッサパよ。
241 梵天の親族(バラモン)であるあなたは、おいしく料理された鳥肉と共に米飯を味わって食べながら、しかも「わたしはなまぐさものを許さない」と称している。カッサパよ、わたしはあなたにこの意味を尋ねます。あなたの言うなまぐさとはどんなものですか。」
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