甘露寺-静岡県駿東郡
投稿日:1387年1月1日 更新日:
・甘露寺 曹洞宗 静岡県駿東郡小山町菅沼681
寺伝によると、甘露寺が菅沼のツウジハナの地に建立されたのは、嘉慶かけい元年(1387)といわれています。この年は、南北朝統一の5年前、南北朝分裂の時代【建武2年(1335)~元中9年(1392)の57年間】の末期にあたります。開基は、大楠公楠木正成くすのきまさしげ公の孫に当る、楠木正勝まさかつ公と伝えられています。
正勝公は若く血気盛んな頃に、南朝方の武将として吉野山の西部十津川方面で戦いました。その敗色のこい戦いで、人間の運命のはかなさを知り、仏門に帰依きえし、正巌徳勝和尚しょうがんとくしょうおしょうとなり、ここ駿河国御厨みくりや郷菅沼ツウジハナの地に、真言宗しんごんしゅうの箱根金剛院の末寺甘露寺を建立し、建武2年の竹之下合戦の戦没者の菩提ぼだいを弔ったといわれています。(リンク先より)
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