吽(うん)

投稿日:2020年9月17日 更新日:

 
吽とは、サンスクリットを表す悉曇(しったん)表記における書記素の最後の字、およびそれによって表される音です。密教では、すべての教法がこの一字に集約されていると説きます。悉曇では「阿」字は諸法の初めを表し、「吽」字は口を閉じた最後の音で、諸法の終わりを表すことから、世界は「阿」で始まり「吽」で終わるという考え方を表しています。

804年、空海が仏教を学ぶために唐(中国)に行く以前まで、日本には「ん」「ン」だけを表記する「文字」がなかったそうです。そこで、遣唐使として唐に行った空海は、悉曇文字で書かれた仏典を学び、「ん」「ン」を書き表せる文字を持ち帰りました。それが「吽」です。

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