牟呼栗多とは、「しばらく」「少しの間」「瞬時」の意味を持ち、時間の単位を表します。『摩訶僧祇律』では、須臾(しゅゆ)と表記されています。それによると、
1昼夜 = 30須臾(牟呼栗多)
1須臾(牟呼栗多) = 20羅予(らよ)
『大毘婆沙論』『倶舎論』では、
1昼夜 = 30牟呼栗多
1牟呼栗多 = 30臘縛(ろうばく)
1昼夜とは24時間で、1440分 = 30牟呼栗多
よって、1牟呼栗多は約48分を表します。
ただし、上記は一例で、この単位が表す時間の程度には使われ方によって幅があります。
また、松山ケンイチ主演で2021年に公開される映画「川っぺりムコリッタ」は、ここで説明している牟呼栗多から採られ、この映画は「かもめ食堂」などで知られる荻上直子監督によるオリジナル脚本とのことです。
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