【仏教用語/人物集 索引】

檀家(だんか)

投稿日:2021年3月4日 更新日:

 
檀家とは、ある特定のお寺に所属している家のことです。これは、江戸時代に、どの家も仏教のいずれかの宗派に所属させ、お寺の檀家とした制度(檀家制度・寺請制度)です。幕府がキリスト教禁止をねらいとして宗門改(しゅうもんあらため)を行ったことから確立したものです。お寺にその檀家の家族全員について、出生地・生年月日をとどけさせ、婚姻・旅行・就職・移住などに際しては、キリシタン信徒ではなく、寺の檀家であるという証明書を出させました。

現代では、主に檀家の葬祭供養を行う関係となっています。お寺によって檀家との関係性は違いますが、新たに檀家になるには基本的に従来の檀家の了解がいる場合が多くあります。また、お寺を運営する為に墓地を購入する際に檀家にならなければいけないところもあります。複数のお寺の檀家になることは、あまりありません。

あなたに おすすめページ💡 戒名授与 1万円のみ(故人/生前/法名授与も)

<< 戻る

-仏教を本気で学ぶ
-



Copyright © 1993 - 2024 寺院センター All Rights Reserved.