「人物」 一覧

大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)

  江戸時代後期の伊勢国奄芸郡白子の港を拠点とした回船の船頭。 天明2年、嵐のため江戸へ向かう回船が漂流し、アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着。ロシア帝国の帝都サンクトペテルブルクで女帝 ...

高田屋嘉兵衛(たかたやかへえ)

  江戸時代後期の廻船業者、海商である。幼名は菊弥。淡路島で生まれ、兵庫津に出て船乗りとなり、後に廻船商人として蝦夷地・箱館に進出する。国後島・択捉島間の航路を開拓、漁場運営と廻船業で巨額の ...

大槻玄沢(おおつきげんたく)

  一関藩出身の江戸時代後期の蘭学者。諱は茂質、字は子煥。出身地の磐井から磐水と号す。『解体新書』の翻訳で有名な杉田玄白・前野良沢の弟子。「玄沢」とは、師である2人から一文字ずつもらってつけ ...

大田南畝(おおたなんぽ)

  天明期を代表する文人・狂歌師であり、御家人。 勘定所勤務として支配勘定にまで上り詰めた幕府官僚であった一方で、文筆方面でも高い名声を持った。膨大な量の随筆を残す傍ら、狂歌、洒落本、漢詩文 ...

上杉鷹山(うえすぎようざん/治憲/はるのり)

  江戸時代中期の大名。出羽国米沢藩9代藩主。 領地返上寸前の米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名君として知られている。諱は初め勝興、後に治憲であるが、藩主隠居後の号である鷹山の方が ...

式亭三馬(しきていさんば)

  江戸時代後期の地本作家で薬屋、浮世絵師。滑稽本『浮世風呂』『浮世床』などで知られる。名は菊地泰輔、字は久徳。通称は西宮太助。 生誕 安永5年(1776年) 命日 文政5年閏1月6日(18 ...

本多利明(ほんだとしあき)

  江戸時代の数学者、経世家(経済思想家)。幼名は長五郎、通称は三郎右衛門。号は北夷、魯鈍斎。 18歳で江戸に出て、千葉歳胤に天文学を、今井兼庭に関流和算などを学ぶ。諸国の物産を調査し、17 ...

塙保己一(はなわほきいち)

  江戸時代の国学者。幼名は丙寅にちなみ寅之助、失明後に辰之助と改める。また、一時期、多聞房とも名乗る。雨富検校に入門してからは、千弥、保木野一、保己一と改名した。『群書類従』『続群書類従』 ...

ナポレオン・ボナパルト

  ナポレオン・ボナパルトまたはナポレオンはフランス革命期の軍人・皇帝・革命家。即位してナポレオン1世に成りフランス第一帝政の皇帝を務める。 フランス革命後の混乱を収拾し、軍事独裁政権を樹立 ...

カメハメハ1世(カメハメハ大王)

  カメハメハ1世はハワイ諸島を初めて統一して1810年にハワイ王国を建国し、初代国王となった人物である。カメハメハ大王の名でも親しまれる。「カ・メハメハ」はハワイ語で「孤独な人」、「静かな ...

徳本行者(とくほんぎょうじゃ)

  江戸時代後期の浄土宗の僧侶。俗姓は田伏氏。号は名蓮社号誉。紀伊国日高郡の出身。徳本上人とも呼ばれた。 27歳のとき出家し、木食行を行った。各地を巡り昼夜不断の念仏や苦行を行い、念仏聖とし ...

伊能忠敬(いのうただたか)

  江戸時代の商人・天文学者・測量家である。通称は三郎右衛門、勘解由。字は子斉、号は東河。 寛政12年から文化13年まで、17年をかけて日本全国を測量して『大日本沿海輿地全図』を完成させた。 ...

杉田玄白(すぎたげんぱく)

  生誕 享保18年9月13日(1733年10月20日) 命日 文化14年4月17日(1817年6月1日) 九幸院仁誉義真玄白居士 << 戻る

山田検校(やまだけんぎょう)

  江戸時代中期から後期にかけて活躍した筝曲音楽家である。筝曲山田流の祖として知られている。本姓は三田。諱は斗養一。号は勝善、幽樵等。山田は母方の旧姓。 生誕 1757年6月14日(宝暦7年 ...

鳥居清長(とりいきよなが)

  江戸時代の浮世絵師。鳥居派四代目当主。鳥居派の代表的な絵師。 鈴木春信と喜多川歌麿にはさまれた天明期を中心に活躍し、それらや後の写楽・北斎・広重と並び六大浮世絵師の一人。特に堂々たる八頭 ...

稲村三伯(いなむらさんぱく)

  江戸時代後期の蘭学者。幼名は龍介、名は箭、字は白羽。号は原昆堂、白髪書生。 石井庄助、宇田川玄真らの協力で、ハルマの蘭仏辞典を基に寛政8年日本最初の蘭和辞典『ハルマ和解』を完成させる。 ...

木喰五行明満(もくじきごぎょうみょうまん)

  江戸時代後期の仏教行者・仏像彫刻家・歌人。甲斐(山梨県)に生まれ、元文4 (1739) 年、22歳で出家し、宝暦 12 (1762) 年、相模国大山で木喰観海より木喰戒を受ける。生涯に三 ...

喜多川歌麿(きたがわうたまろ)

  江戸時代の日本で活躍した浮世絵師。代表作に「寛政三美人」「たのしきまとひ」等がある。 生誕 1753年(宝暦3年)頃 命日 1806年10月31日(文化3年9月20日) 秋円了教信士 < ...

本居宣長(も通りのりなが)

  江戸時代の国学者・文献学者・言語学者・医師。名は栄貞。本姓は平氏。通称は、はじめ弥四郎、のち健蔵。号は芝蘭、瞬庵、春庵。自宅の鈴屋にて門人を集め講義をしたことから鈴屋大人と呼ばれた。また ...

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)

  江戸時代の画家。名は汝鈞(じょきん)、字は景和(けいわ)。斗米庵(とべいあん)、米斗翁(べいとおう)、心遠館(しんえんかん)、錦街居士とも号す。 代表作品 ・『動植綵絵』の内「群鶏図」「 ...

円山応挙(まるやまおうきょ)

  江戸時代中期~後期の絵師。 近現代の京都画壇にまでその系統が続く「円山派」の祖であり、写生を重視した親しみやすい画風が特色である。 諸説あるが「足のない幽霊」を描き始めた画家とも言われて ...

長谷川平蔵(はせがわへいぞう/宣以/のぶため)

  江戸時代中期の旗本で、火付盗賊改方の長である火付盗賊改役を務めた。幼名は銕三郎、あるいは銕次郎。家督相続後は父・長谷川宣雄と同じく平蔵を通称とした。池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』の主人公 ...

田沼意次(たぬまおきつぐ)

  江戸時代中期の旗本、のち大名、江戸幕府老中。遠江相良藩の初代藩主である。相良藩田沼家初代。 生誕 享保4年7月27日(1719年9月11日) 命日 天明8年6月24日(1788年7月27 ...

徳川家治(とくがわいえはる)

  江戸幕府の第10代将軍である(在職:宝暦10年(1760年) - 天明6年(1786年))。父は第9代将軍・徳川家重。母は側室・お幸の方(梅渓通条の娘)。 生誕 元文2年5月22日(17 ...

与謝蕪村(よさぶそん)

  江戸時代中期の日本の俳人、画家。本姓は谷口、あるいは谷。「蕪村」は号で、名は信章。通称寅。「蕪村」とは中国の詩人陶淵明の詩『帰去来辞』に由来すると考えられている。俳号は蕪村以外では「宰鳥 ...

平賀源内(ひらがげんない)

  江戸時代中頃の人物。本草学者、地質学者、蘭学者、医者、殖産事業家、戯作者、浄瑠璃作者、俳人、蘭画家、発明家として知られる。 生誕 享保13年(1728年) 命日 安永8年12月18日(1 ...

小田野直武(おだのなおたけ)

  江戸時代中期の画家。秋田藩士。通称を武助。平賀源内から洋画を学び、秋田蘭画と呼ばれる一派を形成した。 生誕 寛延2年12月11日(1750年1月18日) 命日 安永9年5月17日(178 ...

池大雅(いけのたいが)

  江戸時代の文人画家 、書家。幼名は又次郎など。諱は勤、無名、字は公敏、貨成。日常生活には池野 秋平の通称を名乗った。雅号は数多く名乗り、大雅堂、待賈堂、三岳道者、霞樵などが知られている。 ...

鈴木春信(すずきはるのぶ)

  江戸時代中期の浮世絵師。細身で可憐、繊細な表情の美人画で人気を博し、浮世絵というとまず思い浮かべる木版多色摺りの錦絵誕生に決定的な役割を果たし、後の浮世絵の発展に多大な影響を及ぼした。 ...

賀茂真淵(かものまぶち)

  江戸時代中期の国学者、歌人。通称三四。真淵は出生地の敷智郡にちなんだ雅号で、淵満とも称した。 荷田春満、本居宣長、平田篤胤と共に「国学の四大人」の一人とされ、その門流を「県居学派」、ある ...

青木昆陽(あおきこんよう)

  江戸時代中期の、幕臣御家人、書物奉行、儒学者、蘭学者。サツマイモの普及を図り、甘藷先生と呼ばれる。名は敦書、字は厚甫、通称は文蔵、昆陽と号した。 生誕 元禄11年5月12日〈1698年6 ...

高遊外(こうゆうがい)- 売茶翁(ばいさおう)

  江戸時代の黄檗宗の僧。煎茶の中興の祖。本名は柴山元昭、幼名は菊泉。法名は月海で、還俗後は高遊外とも称した。 佐賀蓮池支藩の藩医の三男として誕生。11歳で龍津寺に出家し僧名は月海。 22歳 ...



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