相田みつを(あいだみつを)
詩人・書家。平易な詩を独特の書体で書いた作品で知られる。書の詩人、いのちの詩人とも称される。旧制栃木県立足利中学校在学中に書や短歌、絵に親しんだが、喫煙の濡れ衣をきせられ軍事教練の教官に嫌われたために進学を断念。卒業後は歌人・山下陸奥に師事した。1942年、歌会で生涯の師となる曹洞宗高福寺の武井哲応と出会い、在家しながら禅を学んだ。1943年、書家を志して岩沢渓石に師事、本格的に書の修行を積んだ。つまづいたっていいじゃないかにんげんだものみつを(『にんげんだもの』より)『にんげんだもの』 文化出版局(のち角川文庫)、1984年。『おかげさん』 ダイヤモンド社、1987年。『一生感動一生青春』 ...