「お寺でヨガやってるよ」
と聞くと、檀家さんを対象とした催しか、新たな人をお寺に呼びたいための催しか、だいたいこの2通りです。私たち一般人にとっては、ヨガがやりたいのであれば宗派・宗旨なんてどうでもいい・こだわらないということも多いでしょう。
しかし、近年の健康ブームやヨガブームも相まって寺ヨガが浸透してきています。
「ヨガ・・・だから、禅宗がやってるんでしょ??」
と思っていたところ、意外にも浄土系の寺院での開催や日蓮系の寺院でも受け入れられているようです。
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ヨガと坐禅は発祥が同じという説があり、まあ、禅宗とその他の宗派も同じ仏教ですから相性は抜群のはず。
浄土系や日蓮系の寺院の方が禅宗の曹洞宗や臨済宗よりも伸びしろがあっても不思議でないところであります。
以前、ツイッターで「お寺の活動で、坐禅は良いけど寺ヨガは駄目とか、御朱印は良いけどスタンプラリーは駄目とか、精進料理は良いけどカレーは駄目とか、念仏は良いけどナムいは駄目とか。この活動は寺院に相応しくて、あの活動は寺院に相応しくないと決めない方が可能性にあふれて活気が出る。」
と、書きましたが、お寺側も「これやっても大丈夫かな?」と世間の風を見ている場合もあります。
寺ヨガってどんな流れで行われているのか興味ある方が多いようなので一例を。この他にも色んな構成があるみたいです。
・ヨガインストラクターは専門の方
・ヨガが始まる前に般若心経を唱える(宗派によって異なる)
・60分レッスン(本堂など)
・ヨガが終わると住職の法話
・その後、お茶など
時代に合わせて、人が集まる催しは考えないとお寺は続きませんね。実際にこうやって多くの反応があるイベントになっているので、どのお寺でも受け入れやすい状況になっています。
今後どうなっていくかも楽しみです!!