瑞世に行ってきました
曹洞宗の僧侶はいくつもの段階が厳格に決まっています。そして、ある程度たつと瑞世(ずいせ)という儀式をする為に横浜鶴見の大本山總持寺と福井の大本山永平寺の2箇所に拝登(お参り)します。そこで大本山を開かれた御開山拝登、並びに祝祷諷経(しゅくとうふぎん)と瑞世上供諷経(ずいせじょうぐふぎん)という朝の法要の導師を務めるこが瑞世という儀式の主な部分です。ですから、瑞世は一夜の住職、または一朝の住職といわれます。これによって寺院の住職になるための資格を両大本山が認めてくださったことになります。ですから、この儀式は一生に一回のものです。3月23日午前中に寺を出発し、大阪より特急列車に乗り福井へ。福井駅に...