お坊さんには定年がないので死ぬまで働くことが出来ます。ある種、特殊な職業でしたが、近年は定年を廃止する企業や雇用延長の道筋があり一般の方もそうなりつつあります。
ただし、お坊さんには定年はないものの収入があるとは限りません、安定収入があるのは檀家300軒以上抱えるような極一部のお寺です。
「じゃあ、増やせば?」と言われても、檀家や門徒が反対したり、極端に増やすと生活のリズムが乱れたり、葬儀社や石材業者など紹介元への忖度が必要であったり、並みの精神状態ではいられません。
私の場合はお寺の活動をしながら、生活のために一般企業で働いています。お布施収入は寺院センターの活動など世のため人のために還元しています。
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