馬頭観音

仏教を本気で学ぶ

馬頭観音菩薩(ばとうかんのんぼさつ)

馬頭観音菩薩は、馬頭観音、馬頭観世音菩薩、馬頭明王などとも呼ばれます。サンスクリット(梵語)では、ハヤグリーヴァ・アヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァといい、ハヤグリーヴァとは「馬の首」の意味で、ヴィシュヌ神の異名でもあり、インドでヒンドゥーの影響を受けて成立したと考えられています。人々の苦悩に応じて大慈悲を行ずるところから千変万化の相となる観世音菩薩の変化身(へんげしん)の1つであり、その他、姿の特徴としては、頭部正面・宝冠の前面に阿弥陀如来の化仏(けぶつ)を表します。坐像、立像ともにあり、体色は赤く、目尻を吊り上げ、怒髪天を衝き、牙を剥き出した忿怒相で、頭が馬のものと、馬の頭飾り...
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円通寺-埼玉県比企郡

・円通寺 真言宗霊雲寺派 埼玉県比企郡川島町畑中764-11338年(暦応元年)の板碑もありますが、創立年代は現在も明らかではありません。1699年(元禄12年)には、第一世 正圓智道和尚が本尊 馬頭観世音菩薩および本堂を中興しました。(リンク先より) << 戻る
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如宝寺-福島県郡山市

・如宝寺 真言宗豊山派 福島県郡山市堂前町4-24当寺の縁起は大同二年(西暦807年)、この地を治めていた虎丸長者がはるばる京に上り時の帝・平城天皇に拝謁を賜った際、馬頭観音の尊像を郷土住民の守護仏として御下賜されたことに始まります。(リンク先より) << 戻る
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龍泉寺-愛知県名古屋市守山区

・龍泉寺 天台宗 愛知県名古屋市守山区竜泉寺1丁目902松洞山大行院と号します。延暦年間(782‐806年)、伝教大師最澄が創建したといわれています。宝暦5年(1755年)に記された古文書「龍泉寺記」には、「その昔、伝教大師が熱田神宮に参篭中、龍神の御告げを受け、龍の住む多々羅池のほとりでお経を唱えると、龍が天に昇ると同時に馬頭観音が出現したので、これを本尊として祀った」という内容が記述されています。(リンク先より) << 戻る
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松尾寺-京都府舞鶴市

・松尾寺 真言宗醍醐派 京都府舞鶴市松尾532・第二十八番 ⇒ 西国三十三所 第二十九番 青葉山 松尾寺 ​⇒ 第三十番慶雲年中、唐の僧、威光上人が当山の二つの峰を望んで、中国に山容の似た馬耳山という霊験のある山があったことを想起された。登山したところ、果せるかな松の大樹の下に馬頭観音を感得し、草庵をを結ばれたのが、和銅元年(七〇八年)と伝えられる。(リンク先より) << 戻る