「人物」 一覧

河口慧海(かわぐちえかい)

  黄檗宗の僧侶。仏教学者にして探検家。幼名を定治郎という。僧名は慧海仁広(えかいじんこう)。 中国や日本に伝承されている漢語に翻訳された仏典に疑問をおぼえ、仏陀本来の教えの意味が分かる物を ...

野口雨情(のぐちうじょう)

  詩人、童謡・民謡作詞家。多くの名作を残し、北原白秋、西條八十と共に、童謡界の三大詩人と謳われた。「しゃぼん玉」「七つの子」「赤い靴」「青い眼の人形」「船頭小唄」「波浮の港」など多数の作詞 ...

沢村栄治(さわむらえいじ)

  三重県出身のプロ野球選手。 日本プロ野球史上に残る伝説の選手の一人でもあり、戦前のプロ野球界で、NPB史上初の最多勝利を獲得し、NPB史上初の最高殊勲選手も受賞。史上2人目のシーズン防御 ...

島崎藤村(しまざきとうそん)

  詩人、小説家。本名は島崎 春樹。信州木曾の中山道馬籠生まれ。 『文学界』に参加し、ロマン主義詩人として『若菜集』などを出版。さらに小説に転じ、『破戒』『春』などで代表的な自然主義作家とな ...

山本五十六(やまもといそろく)

  日本海軍軍人。最終階級は元帥海軍大将。第26、27代連合艦隊司令長官。海軍兵学校32期生。 生誕 1884年(明治17年)4月4日 命日 1943年(昭和18年)4月18日 大義院殿誠忠 ...

新美南吉(にいみなんきち)

  児童文学作家。本名は新美正八。愛知県半田市出身。雑誌『赤い鳥』出身の作家の一人であり、彼の代表作『ごん狐』はこの雑誌に掲載されたのが初出。結核により29歳の若さで亡くなったため、作品数は ...

森下博(もりしたひろし)

  実業家、森下仁丹の創業者。広告宣伝を積極的に行って商品の名を広め、日本の広告王と称された。 生誕 1869年12月5日(明治2年11月3日) 命日 1943年(昭和18年)3月20日 あ ...

大谷光演(おおたにこうえん)

  明治から大正時代にかけての浄土真宗の僧、俳人、画家。法名は「彰如」(しょうにょ)。俳号は「句仏」。東本願寺第二十三代法主。真宗大谷派管長。伯爵。妻は、三条実美の三女・章子。『夢の跡』『我 ...

中島敦(なかじまあつし)

  小説家。代表作は『山月記』『光と風と夢』『弟子』『李陵』など。第一高等学校、東京帝国大学を卒業後、横浜高等女学校の教員勤務のかたわら小説執筆を続け、パラオ南洋庁の官吏を経て専業作家になる ...

北原白秋(きたはらはくしゅう)

  詩人、童謡作家、歌人。本名は北原 隆吉。 詩、童謡、短歌以外にも、新民謡の分野でも傑作を残している。生涯に数多くの詩歌を残し、今なお歌い継がれる童謡を数多く発表し、活躍した時代は「白露時 ...

与謝野晶子(よさのあきこ)

  歌人、作家、思想家。 戸籍名は与謝野志やう。旧姓鳳。ペンネームの「晶子」の「晶」は、本名の「しょう」から取った。夫は与謝野鉄幹。雑誌『明星』に短歌を発表しロマン主義文学の中心的人物となっ ...

南方熊楠(みなかたくまぐす)

  博物学者、生物学者、民俗学者。 生物学者としては粘菌の研究で知られているが、キノコ、藻類、コケ、シダなどの研究もしており、さらに高等植物や昆虫、小動物の採集もおこなっていた。そうした調査 ...

種田山頭火(たねださんとうか)

  自由律俳句の俳人。山頭火とだけ呼ばれることが多い。佐波郡の生まれ。「層雲」の荻原井泉水門下。1925年に熊本市の曹洞宗報恩寺で出家得度して耕畝と改名。主要な著作『鉢の子』『草木塔』『山行 ...

水上瀧太郎(みなかみたきたろう)

  小説家、評論家、劇作家。代表作『貝殻追放』(1920-41年,随筆評論集)、『大阪』(1922年)、『大阪の宿』(1925-26年)、『銀座復興』(1931年)など多数。 生誕 1887 ...

根津嘉一郎(ねづかいちろう)- 初代

  政治家、実業家で根津財閥の創始者。東武鉄道や南海鉄道など日本国内の多くの鉄道敷設や再建事業に関わった。「鉄道王」と呼ばれることで有名。 現在の武蔵大学および武蔵中学校・高等学校の前身であ ...

大谷尊由(おおたにそんゆ)

  浄土真宗本願寺派の僧侶、政治家。 浄土真宗本願寺派第21世法主大谷光尊(明如)と側室・松原藤子の5男として京都市に生まれる。兄は第22世法主光瑞(鏡如)、木辺孝慈、妹は歌人の九条武子。光 ...

岡本かの子(おかもとかのこ)

  大正、昭和期の小説家、歌人、仏教研究家。漫画家・岡本一平と結婚し、芸術家・岡本太郎を生んだ。代表作は『母子叙情』『老妓抄』『生々流転』など。仏教に関するラジオ放送、講演、執筆を依頼される ...

北一輝(きたいっき)

  戦前の日本の思想家、社会運動家、国家社会主義者。二・二六事件の皇道派青年将校の理論的指導者として逮捕され、軍法会議で死刑判決を受けて刑死した。 生誕 1883年〈明治16年〉4月3日 命 ...

寺田寅彦(てらだとらひこ)

  戦前の日本の物理学者、随筆家、俳人。吉村 冬彦、寅日子、牛頓、藪柑子の筆名でも知られる。高知県出身。 生誕 1878年(明治11年)11月28日 命日 1935年(昭和10年)12月31 ...

忠犬ハチ公(ちゅうけんハチこう)

  忠犬ハチ公は、東京・渋谷駅まで飼い主の帰りを出迎えに行き、飼い主の死去後も約10年にわたって通い続けたという犬である。犬種は秋田犬(あきたいぬ)で、名前はハチ。ハチ公の愛称でも呼ばれてい ...

石川千代松(いしかわちよまつ)

  動物学者。東京大学生物科卒業。ドイツに留学し、ワイズマンに師事。進化論を日本に紹介したことで知られる。 1909年には、琵琶湖岸の滋賀県水産試験場の池でコアユの飼育に成功し、全国の河川に ...

高村光雲(たかむらこううん)

  仏師、彫刻家。幼名は光蔵。明治維新以後は廃仏毀釈運動の影響で、仏師としての仕事はなく、輸出用の象牙彫刻が流行したために木彫も衰え、光雲自身の生活も苦しかった。そのような中で光雲は木彫に専 ...

竹久夢二(たけひさゆめじ)

  画家・詩人。岡山県に生まれる。明治38年、22歳の時、『中学世界』にコマ絵「筒井筒」が一等入選。以来、美人画で一世を風靡した「大正ロマン」を代表する画家。 生誕 1884年(明治17年) ...

東郷平八郎(とうごうへいはちろう)

  幕末から昭和時代初めの武士、海軍軍人。最終階級は元帥海軍大将。各地の東郷神社に名を残す。位階は従一位、勲位は大勲位、功級は功一級、爵位は侯爵。 日清戦争では「浪速」艦長として高陞号事件に ...

新渡戸稲造(にとべいなぞう)

  教育者・思想家。農業経済学・農学の研究も行っていた。 国際連盟事務次長も務め、著書『武士道』は、流麗な英文で書かれ、長年読み続けられている。日本銀行券のD五千円券の肖像としても知られる。 ...

宮沢賢治(みやざわけんじ)

  詩人、童話作家。 仏教信仰と農民生活に根ざした創作を行った。作品中に登場する架空の理想郷に、郷里の岩手県をモチーフとしてイーハトーブと名付けたことで知られる。 代表作 『注文の多い料理店 ...

今村恵猛(いまむらえみょう)

  浄土真宗本願寺派のハワイ開教総長。 1900年ハワイに着任してから逝去まで33年間ハワイの開教に従事してハワイにおける仏教の基礎を築く。福井県生まれ。 生誕 慶応3年5月27日(1867 ...

犬養毅(いぬかいつよし)

  政治家。位階は正二位。勲等は勲一等。通称は仙次郎。号は木堂、子遠。 中国進歩党代表者、立憲国民党総理、革新倶楽部代表者、立憲政友会総裁、文部大臣、逓信大臣、内閣総理大臣、外務大臣、内務大 ...

渋沢栄一(しぶさわえいいち)

  武士、官僚、実業家、慈善家。位階勲等爵位は、正二位勲一等子爵。雅号は青淵(せいえん)。日本の近代資本主義の父。 江戸時代末期に農民(名主身分)から武士(幕臣)に取り立てられ、明治政府では ...

山川健次郎(やまかわけんじろう)

  明治時代から昭和初期にかけての日本の物理学者、教育者。男爵、理学博士。 生誕 1854年9月9日(嘉永7年閏7月17日) 命日 1931年(昭和6年)6月26日 希不踰院殿慎誉平久大居士 ...

鈴木三郎助(すずきさぶろうすけ)- 2代

  実業家、味の素の創設者。神奈川県出身。 生誕 1868年1月21日(慶応3年12月27日) 命日 1931年3月29日 あなたに おすすめページ💡 戒名授与 1万円のみ( ...

内村鑑三(うちむらかんぞう)

  キリスト教思想家・文学者・伝道者・聖書学者。福音主義信仰と時事社会批判に基づく日本独自のいわゆる無教会主義を唱えた。「代表的日本人」の著者でもある。 生誕 万延2年2月13日(1861年 ...



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