スティーブ・ジョブズ

投稿日:2019年10月5日 更新日:

 
2011年10月5日、妻や親族に看取られながら自宅で亡くなった米アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏。前日の10月4日には自身が手掛けた iPhone 4S の正式発表が行われ、世界から注目されていた最中での死去であったので驚きとその死を惜しむ声が相次いだ。

彼を特に詳しく知っているわけではないが、スティーブ・ジョブズ氏公認の伝記「スティーブ・ジョブズ」(ウォルター・アイザックソン著、講談社)が24日に発売されたのを機に、禅との関係、永平寺との関係、富山との関係という話題がどんどん出てきたものだからまとめておこうかと考えた。

まず、以前からスティーブ・ジョブズ氏が禅と関わっていたという話は有名だが、曹洞宗の大本山である永平寺(福井県)に行って、出家しようとまで考えたということは初めて知った。出家は、禅の師匠、国際布教師の知野(乙川)弘文老師に止められたという。スティーブ・ジョブズ氏は、知野老師のもとに参禅に訪れ禅の教えを学び、また、知野老師は後年ジョブズ氏のセカンドハウスで生活するなど、親交はとても深かったという。

次にスティーブ・ジョブズ氏が好んで購入していた富山県立山町の越中瀬戸焼(えっちゅうせとやき)の陶芸家、釈永由紀夫さんとの関係。越中瀬戸焼は富山県立山町瀬戸地区にて焼かれる陶器。14年前に京都で個展を開いた時に、ジョブズ夫妻が訪れ、3日間通って色々と作品を購入していったそうだ。その後、電話やFAXでオーダーが寄せられるようになり、最後に作品を納めたのは6年前とのこと。

日本だからか、親日家としての話題がその他にも多く取り上げられていた。少なくとも日本的な〝何か〟を好み、影響されていたに違いない。日本的な〝何か〟が米アップルの成功に少しでも影響を与えていたのならば凄いことだと思う。日本人が欧米化して日本的な〝何か〟を格好悪いこと、流行らないものとしていたことへの皮肉のようにも思う。世界で成功するには運と信念が必要なのだと彼の人生の一端を見ても感じる。(初公開日は2011年11月1日/2019年10月5日加筆)

生誕 1955年2月24日

命日 2011年10月5日

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