インドから来た子象の物語

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1949年9月、占領下にあった当時の台東区子供議会に対して、インドから子象一頭が贈られました。これは、太平洋戦争中に米軍の空襲に備えて日本の動物園の動物が毒殺されたために大きな動物がいなくなったのを知ったインドのジャワハラル・ネルー首相が日本の子どもたちが可愛そうだと、上野動物園に象を贈ってくれました。

子象が到着した時には、吉田首相自らが上野動物園に行きバナナを直接食べさせたという話もあります。ジャワハラル・ネルー首相の愛娘(後のガンディー首相)の名前をとったインディラという名前です。

その後、この雌の子象インディラは移動動物園を通して日本全国に行き、各地で大きな感動を持って迎えられました。そして、タイから贈られた子象花子とともに日本中の人気者となりました。

また後に、ジャワハラル・ネルー氏とインディラ嬢が象インディラと上野動物園で再会を果たしました。

1967年のある日、子象インディラは思春期を迎えて発情、突然象舎の柵を乗り越えて園内を歩き回るということも。

1983年8月、老衰のため日印友好の象徴である象インディラが亡くなりました。49年の生涯でした。

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