『ブッダ最後の旅』に登場する主な人物についてまとめました。紹介する人物以外にも話の中で人物名が出てきたり、○○村の信者という形で登場したり、多くの人々が登場している話です。
① ブッダ(お釈迦様)
この『ブッダ最後の旅』はお釈迦様の涅槃にいたるまでの記録です。最後にどのような様子だったのか、最後にどのような説法を行なったのか、時系列で記されています。
アーナンダは25歳の時に出家し、ブッダが涅槃に入るまで25年間常に侍者として、身の回りの世話を行いました。この『ブッダ最後の旅』はアーナンダが見聞きしたことが記録されています。
アジャータシャトルは古代インドに栄えたマガダ国(現在のビハール州辺り)の王。父王ビンビサーラを殺害したが改心しブッダに帰依するようになった。
マガダ国王アジャータシャトル(阿闍世)の使者としてお釈迦様の所へ行きます。
ナーランダ村のマンゴー林の持ち主で、お釈迦様は旅の途中でそこに滞在しました。
ブッダの十大弟子の一人で「智恵第一」といわれています。初期仏教教団において、きわめて重要な地位にあったサーリプッタでしたが、ブッダより早く亡くなったという説が主流ですが、『ブッダ最後の旅』には登場します。
⑧ アンバパーリー
ヴァイシャリに住むお釈迦様の女性の弟子(比丘尼)です。
⑨ チュンダ(純陀)
ブッダ最後の食事を提供したことから、ブッダへの最後の布施者とも呼ばれています。
⑩ プックサ(福貴)
プックサはお釈迦様が出家直後に師事したアーラーラ・カーラーマの弟子でした。
お釈迦様の最後の弟子となりました。
⑬ チャンナ
お釈迦様の弟子です。
ブッダの従弟であり、十大弟子の一人で「天眼第一」といわれています。
お釈迦様の弟子です。ブッダ最後の弟子のスバッダとは別人だと考えられます。
⑰ ドーナ・バラモン
お釈迦様の遺骨をどうするかを仲裁したバラモンとして知られています。