文献 『典座教訓』14、修行は日々の足下にある
しらずんばあるべからず。知らずんばあるべからず。おもうべし想うべしふさいよくしょうたいをやしない、莆菜能く聖胎を養い、よくどうがをしょうずることを。能く道芽を長ずることを。いやしとなすべからず、賤しと為すべからず、かろしとなすべからず。軽ろしと為すべからず。にんでんのどうし、ふさいの人天の導師、莆菜のけやくをなすべきものなり。また化益を為すべき者なり。又たしゅそうのとくしつを衆僧の得失をみるべからず、見るべからず、しゅそうのろうしょうを衆僧の老少をかえりみるべからず。顧みるべからず。じなおじのらくしょをしらず、自猶お自の落処を知らず、たいかでかたの佗争でか佗のらくしょをしることをえんや。落処を...