二七日のことを以芳忌(いほうき)とも言います。亡くなられた日から数えて14日目に行なわれます。また、関西ではお逮夜を重視して13日目にする場合があります。御先祖様と同じ処に向かうこと。つまり、三途の川の此岸から彼岸に渡る船に乗せてあげることを意味する供養。
人の死後四十九日の間を中陰の期間と言って、古来インドから死者は姿、形のない、ただ意識だけの存在として六道輪廻の間をさまよう期間とされてきました。この期間に行なう供養を中陰供養といいます。
また後の鎌倉時代から始まった十三仏信仰(『弘法大師逆修日記事』に書かれているのが初め)というものがあり、初七日から三十三回忌までの法要に合わせて13の本尊(初七日 不動明王・二七日 釈迦如来・三七日 文珠菩薩・四七日 普賢菩薩・五七日 地蔵菩薩・六七日 弥勒菩薩・七七日 薬師如来・百箇日 観音菩薩・一周忌 勢至菩薩・三回忌 阿弥陀如来・七回忌 阿閦如来・十三回忌 大日如来・三十三回忌 虚空菩薩)を意味づけました。
二七日の本尊は釈迦如来です。
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