法要日記(供養/祈願/布薩)

法要日記(供養/祈願/布薩)

仏教の「苦」を「リスク」から読み取る

新型コロナの流行は2019年に始まったとされ、大きく報道され始めたのは2020年初頭でした。その頃は、「海外のことでしょ?」「私たちには関係ないこと!」そんな感じでした。それが、数か月で日本でも確認され、世界的な広がりによるパンデミックになり、東京オリンピックを始めとするあらゆるイベントが延期や中止、学校は休みになり、職場環境に影響がない仕事はなかったはずです。「こうなることが予測できていれば・・・」というタラレバの話をよく耳にする機会もあったのですが、他国ではロックダウンという地域や国自体を完全封鎖出来る権限がある国もある一方、日本にはロックダウンできるような強い権限がないことも知りました。...
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仏教の在り方 需要と供給

寺院センターの活動は、仏教で言うところの「中道」(ちゅうどう)の実践です。仏教、寺院の「センター」として、どこかに大きな施設があるとか、全ての仏教関連法人を統括しているとか、そう言った意味合いや目標で活動していません。寺院の在り方であったり、世の中の時流であったり、それに合わせて生きること、変わっていくこと(諸行無常)に合わせること、そこにはバランス感覚が必要になってきます。コロナ禍を経過し、世の中はその出口を探っている状況です。寺院センターではオンライン法要、録画法要、仏事証書で確認と言った、コロナ禍に合わせた法要依頼の提供を行ってきました。今、需要と供給のバランスを考慮した取捨選択の時が来...
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つながり

誰も分からないからと手を抜いたことが自分を縛り付ける誰も分からないからと悪事を働いたことが自分を縛り付ける誰かが困るかもしれないこと誰も困らなくても自分を縛り付ける<< 戻る
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心が動けば 人は変わる

頭で考えていたことが頭に一杯になっていたことが大したことなくなることがある心が動けば人は変わる会話で気持ちが晴れ音楽で気持ちが晴れ笑顔で気持ちが晴れ物語で気持ちが晴れ心が動けば人は変わる<< 戻る
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ただ現在

前世がどうだとか来世がどうだとか分からないものは分からない人は考えるのが好きだからいつまでも妄想が過ぎる 過去世のことは過去に任せ未来世のことは未来に任せばいいただ現在今のことすら分からずに何をしているのだろうか<< 戻る
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ご褒美

働いて勉強してご褒美があったらうれしい掃除して片づけてキレイになったらうれしい子育てして面倒を見てかわいい姿を見られたらうれしい人生の中でうれしいを探してうれしいを見つけたらうれしい<< 戻る
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優先順位

生きるということはいろんなものに優先順位をつけて進むことだ無意識の優先もあれば意識した順位もある良いか悪いかそれは関係ないそれぞれが判断する結び目に優先順位がある優先順位をつけているのは自分だ他人が他人の優先順位を決めるものではない自分のことが出来るようになれば他人を優先するのも良いだろうしかし自分のことが出来ていないのに他人を優先するのには違和感を感じる先ずは自分を優先して見て欲しい自分がやらなければいけないことで迷惑をかけていては元も子もない優先することは優遇することではないこうありたいと自分を飾ってはいけない自分を見なければ誤った優先順位をつけてしまう優先順位をつけているのは自分だから先...
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家と墓

家は土地に縛り付け墓は寺に縛り付けそれで安心する人もいればそれが不安な人もいる自分で踏ん張っていれば自分の意志だ誰かに縛り付けられたら自分の意志じゃないどんなこともどんな人も縛り付けられているというような錯覚はさっさとゴミ箱に捨ててしまおう<< 戻る
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誕生日と命日

誕生日を祝う人はめでたい日だと喜び命日を弔う人はいたましい日だと悲しむどちらも同じ日を共有しているどちらかが遠慮することもなく止めることもできないそんな世界を共有しているそんなつながりを見つめると感謝の気持ちが湧いてくるその只中にいるのだから<< 戻る
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自力本願と小乗仏教

子ども向けの学習書に目を通す鎌倉新仏教の説明書きその特色として他力本願と自力本願とあるこれを偏向という他力本願が優れていることを示すための自力本願という言葉だと思う自・他の区別を無くしたものが仏教が指し示すところ鎌倉新仏教もそうだったただ自分のところの宗派が優れていると思うことは当然のこと自分のことはよく見えるから智慧が足りないとそんな表現になる大乗仏教もそう自分たちの大乗仏教は優れていると思っているから智慧が足りないと自分たち以外のことを小乗仏教と呼んでしまうこれは差別的な表現で上座部仏教と正される人は対比することですっきりしたい他力本願と自力本願大乗仏教と小乗仏教だからといって片方の言い分...
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分かり合えない

どうして分かり合えないのかって思ったら自分に合った人ばかりじゃ身動きできないからそう考えたら少し楽になる共有した想い語って離れた時間埋めて今を生きていくんだ受け取るかどうかはその人次第ただ気分次第準備はできたかい心はいつも開かれている<< 戻る
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私も私

それぞれが自分の中に自分を持つように心の中に母もいれば父もいる心の中のお母さんはどんな人ですか心の中のお父さんはどんな時に現れますか好きな人嫌いな人意識した人は心の中の住人になるそれは現実のその人とはちょっと違うかもしれないけれど重ねて見ているそうやって住人を認識しているそうやって私も誰かの心の中に知らず知らず住んでいる誰かの心が生んだ私も私<< 戻る
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お守り

お寺や神社で手に入るお守り仏様や神様の前で約束したことをお守りしますその証がお守り宇宙兄弟の南波六太が月に向かうとき日々人のことを思い出す二人で宇宙飛行士になる目標を先生や友だちに現実的でないと思われて諦めかけ心の中の夢として隠していたことがあった心は移り変わる目標に向かい動き続ければ心はいつもそこにあるお守りの形は様々気持ちを形にして生きていこう<< 戻る
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今日のキジ

外がざわついている何の音だろうかと家の裏を見るとキジの若鳥が足りまわっていた母キジは警戒音を出している若鳥のオスはトサカが少し赤い大人になるともっと大きく主張する赤になる若鳥のオス二羽で追いかけっこ元気そうで何よりだ毎日どこかで稲の刈り取りそういう季節だキジも人のスケジュールによってその日の活動範囲を変えているのだろう毎日でも来てくれていいんだよそう心に思って窓を閉じた<< 戻る
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風と草

風が強く吹くと草が揺れる風が草の存在を教えてくれる 草が大きく傾くと風が当たっている草が風の存在を教えてくれる 風が私に当たると私の隙間を縫って吹き抜ける風が私の存在を教えてくれる 草を私が引っこ抜くと私の力が草に伝わる草が私の存在を教えてくれる<< 戻る
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広い世界

草抜きをしていると足元の世界に気付く草刈り機だと人の目線だから足元の世界は見えないだろうしゃがんでいると彼らの生きざまを見ることが出来る草を抜いたのに驚いたミミズが出てくるあっちに行けばいいもののこっちに向かってきたりする草に付いていたのかバッタが急にとび出すあっちの草にお引越しこっちが気付いていなかっただけ砂利の間から出てきたクモが動き回る隠れるのが得意こっちに来ることはほとんどない草を抜いて持ち上がった石の下からアリの巣が出現タマゴを抱えて右往左往コウロギも鈴虫も足元の世界で共存している人のように壁をつくったり決まりごとを決めたりそんなことをしなくても共存しているその方が広い世界で住めるの...
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キジの子育て

裏の麦畑刈られる前はキジの子育てが見られた母キジがちょっと高いところから首を長くして子どもたちに気を配っている子育て前は窓を開けるとちょっとした物音で逃げて行ったのに子育て中は子どもたちを見守り動かないたまに父キジも合流していた父キジは物音がしたら子育て中でも逃げる子どもたちも中くらいになると結構足が速い麦が刈られた直後には食べに来ていたけれど暑くなると姿を見せなくなっていた今朝少し離れた刈り入れ前の稲穂が実る田圃の畦道に中くらいのキジがいた彼らかな元気な姿を見られてよかったよありがとう<< 戻る
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太陽と月との共演

すっかり草抜きの季節を謳歌している夕べ雨が降った湿り気を帯びた土は草が伸びるのを促す今朝は太陽が山から顔を出す前に白い月が西へと歩みを進めていた日は上り太陽と月との共演だ毎日が天体ショーなんだな確かに毎日が本番だどうでもいい日は存在しない<< 戻る
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思い通りにならない世界から

掃除や片付けを進んでやるようになると時々自分ばかりやっていると感じてしまう何で置きっぱなしなのかな何で拭いていないのかなそんな風にそれはきっと掃除に疲れているそんなときやめてしまおうと思うかもしれない自分の思いと他人との違いを感じたとき思い通りになっていないそのことそれを知れば十分だやめなくていい他人の手癖も包み込む自分が置いたときのように自分が濡らしたときのように自然と続きをはじめてみてもいいしそのまま任せてもいいどんなこともはじまりはここ終わりはそこというものは一人ひとり違っている掃除がはじまりの人もいれば掃除が終わりの人もいるそれさえも包み込む思い通りにならない世界からなるならないを包み...
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満月

夜食器の洗い物を終えると小さな窓の網戸越しに月が見えた満月だ網戸を開け妻を呼ぶ妻は子を呼ぶ山から上る満月はオレンジ色時間が経つにつれ輝きを増していくこの日の満月を誰が名づけたかハーベストムーンというらしい満月という方がしっくりくる満月だと感じた時にはそれしかない誰かに伝えるとき誰かと共有したいときはじめて満月という言葉になるそのものがはじめで情報は後からついてくる<< 戻る
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朝山の描線が美しく見えた台風が大陸に向かう風が雲を追いやったのだろう空と山の境界線いつもある境界線ここからは見えたり見えなかったり時間が経つとその線は姿を消した人が消したのならば苦情が来るだろう美しかったのにとそんな世の中だ苦言は人と人の間だけそんなもんだ自然には通用しない言ったって仕方ない人も自然の一部だ言ったって仕方ない美しいかどうかも自然にとっては構うもんじゃないそこにいつもそうやってある気付くか気づかないかはこっちの話<< 戻る
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自分をともしびとして

お釈迦様は最後の旅の途中このような言葉を残している自灯明法灯明自分をともしびとして仏法をともしびとして生きていく自分が照らさなければ仏法は見えない仏法を照らすことで自分の姿が見える必要だから見えてくるともしびで照らし合って生きていくきのうの私は誰かを照らしていましたか?明日の私は誰かを照らしていますか?今私は生きている<< 戻る
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他人の行動

他人の行動を変えることは難しいまずは他人を気にしないことそれでも一緒に住んでいたり一緒に働いていたり多くの時間多くの場所を共有していると否応なしに見えてくる自分ならこう動くけど他人のもの他人の行動に手を出せない見て見ぬふりでいいのか他人が気にしていないならそれでいいのかもしれない他人はそれがそのようにあるのに見ていない重要でないものになっているそれは動かせない事実だ自分が見えているものと他人が見えているものは違うだから他人の行動を変えることは難しい<< 戻る
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メダカ

メダカだよと言ってこどもが二匹持ってきた小さな魚図鑑で見比べ網目があるのが特徴と書いてある網目はあるけど胸びれの形はどうだろうと覗き込む懸命に優雅に泳いでいるメダカじゃないかもしれないじゃあ何なんだろう?細かく細かく特徴を見ていったら分類は人の勝手な型だと分かる形にはまるかどうか分からなければ分からないまま懸命に優雅に泳ぐ姿を愛でたい<< 戻る
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一呼吸

いつも元気にあいさつああなりたいないつも一言多いああはなりたくないなないたい自分もなりたくない自分も意識すれば探し出す無意識の内に見つけてしまう自分のも他人のもああはなりたくないなを積み重ねてもストレスがたまりそうああはなりたくないなを鏡に映してみればああなりたいな一呼吸置いて微笑みを<< 戻る
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太陽

太陽が顔を出すと辺りは暖かく輝き出す顔を出すのを待っていたわけではないけれどその方向へ身心を向ける光に包まれ今日を開いていく<< 戻る
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来客とお経

夏のある日お寺の呼び鈴がなる弟子が出ると名乗った上でよろしくお願いしますとだけ言われお布施を差し出されるお師匠さんに来客を告げると顔だけだしお墓の前でお経を読んできなさいと弟子に言う急いで衣を整え携帯用の木魚と鈴を手に持ち境内墓地へあるお墓の前で般若心経を読む読経と回向が終わると来客が般若心経を読み始めたお師匠さんの読み方とも違いCDか何かを再生しているようなそのような印象で横で聞いていて上手いなと感じつつ気まずい気持ちの方が大きかっただろう後でお師匠さんに聞くと交通事故のその相手のお墓だったのだ毎年命日にお参りに来るとのことそういうことは先に言ってほしいとは弟子はお師匠さんに言えない聞いてい...
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掃除

掃除をしていると自分の内面も掃除される台所の洗い物が終わると水が飛び散っている布巾でそれを拭くシンクであってもタイルであっても拭いておけば水垢は残らないそれどころか輝いて見える大切にしたいものは濡れたままにせず拭き取るこれで元通り輝いて見えるのは自分の内面にも大切にしたいものを置いているから拭いて磨いて手を掛ければ大切なものが大切なままでいられる大切なものがよく見えるようになる片づければ良いという訳ではないそんな掃除をしていると自分の内面も掃除される<< 戻る
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砂利

玄関を出ると直径3センチほどの砂利が敷き詰めてあるこの家を建てた人が良かれと思って敷いたものだ砂利の隙間を縫って草が芽生える部活で運動場を慣らすトンボがあれば禅寺の枯山水気分で砂利を扱えたかもしれない毎日砂利を慣らせば草は生えないだろうかそう思うのも毎日の車の出し入れでロードローラーで固めるがごとく砂利が目的通りに機能していないからだ草にとっても砂利は力強い相棒だ砂利と砂利の間にしっかりと根を張ることで種を確実に増やしているそれを横目に草を抜きながら釜で砂利を掘り返す地表に砂利として姿を現す砂利は敵か味方か今は味方でいてもらおう<< 戻る
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水切りかごに入っているもの

水切りかごにはコップお皿茶碗汁椀箸スプーン割れやすいものなら丁寧に扱ってそうでもないスプーンなら磨くように強くものによって扱い方は違うこれが誰のものかによって扱い方が変わるのが人例えば私のものなら丁寧に他人のものなら雑にその逆も然り人の判断は時にものの生命を奪う人もものもその時、その時めい一杯の姿を見せている<< 戻る
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日本語

日本語で読む、見る、考える同じものを見ても外国語で考えるのと日本語で考えるのと印象が変わるパンデミックと言うのか大流行と言うのかその言葉を伝えることでわかることがありわからないこともあり多くの人に伝えたいのなら新しい言葉より昔からある言葉長い時間をかけて言葉は定着していく急に新しいカタカナ語を並べられても分からない人は多い分かる人は分からない人を低く見る自分が高くいたいそのために使う急に世間に知らされた新型コロナの大流行パンデミックという言葉は不安をあおっていた知識人のあおり運転だもっと危険なことがあるカタカナ語で満足して日本語にしていない思考停止だ知識人の思考停止矛盾<< 戻る
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足元の世界

草抜きに果てはない日向での草抜きは避けている熱中症を避けるそれと同時に家族や近所の人に心配されるからだお互い気を付けたい砂利にも大小あるが砂利が敷いてあるからといって草が生えない訳ではない調子に乗ってポンポン抜いていると根が強く張っているもの根から取れずに葉だけ取れるもの草と言っても多種多様だ腰をかがめ普段とは違う足元の世界を覗き見る草だけ見ている訳ではない葉や砂利の陰に隠れている虫がいる草抜きをするものだから虫も引越しを余儀なくされるクモコガネムシバッタコオロギミミズ名も知らぬ虫たちお互い大変だ<< 戻る