迦葉仏とは、釈迦牟尼仏以前にこの世に現れたと言われるブッダのことで、過去七仏の六番目に数えられるブッダです。カッサパ仏。
また、多くの仏典にも登場するが、『スッタニパータ【第2 小なる章】2、なまぐさ』には次のような教えが伝えられている。なお、その章の中で最初の3つの詩がティッサの質問で、続いて9つの詩が迦葉仏の答えが示されている。以下、一部抜粋。
242 「生物を殺すこと、打ち、切断し、縛ること、盗むこと、嘘をつくこと、詐欺、だますこと、邪曲を学習すること、他人の妻に親近すること、これがなまぐさである。肉食することがなまぐさいのではない。
243 この世において欲望を制することなく、美味を貪り、不浄の邪悪な生活をまじえ、虚無論をいだき、不正の行いをなし、頑迷な人々、これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。
244 粗暴・残酷であって、陰口を言い、友を裏切り、無慈悲で、極めて傲慢であり、物惜しみする性で、なんびとにも与えない人々、これがなまぐさである。肉食することがなまぐさいのではない。
生誕
命日
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