須臾(しゅゆ) 2020.09.052023.08.18 仏教を本気で学ぶ し数の単位 須臾とは、「しばらく」「少しの間」「瞬時」の意味を持ち、時間の単位を表します。『大毘婆沙論』『倶舎論』では、牟呼栗多(むこりった)と表記されています。それによると、 1昼夜 = 30牟呼栗多(須臾) 1牟呼栗多(須臾) = 30臘縛(ろうばく) 『摩訶僧祇律』では、 1昼夜 = 30須臾 1須臾 = 20羅予(らよ) 1昼夜とは24時間で、1440分 = 30須臾 よって、1須臾は約48分を表します。 ただし、上記は一例で、この単位が表す時間の程度には使われ方によって幅があります。 << 戻る