横浜鶴見の大本山總持寺では伝光会摂心会が毎年6月にが行われますが、2005年は6月13日から17日までの5日間です。
「起きて半畳、寝て一畳」と言われる僧堂において、修行僧は一切の実務から離れて起居を共にし、一日中、只管(ただひたすらに)坐禅に打ち込みます。
伝光とは總持寺御開山瑩山禅師が撰述された伝光録にちなむもので、お釈迦様の教えが光のように真っ直ぐに伝わるさまをあらわします。53代の仏祖を経て瑩山禅師に受け継がれた教え、伝光を学び、坐禅を修行することに励む集中修行期間が伝光会摂心会です。
春に入門してきたばかりの修行僧にとっては試練の時です。足が痛くなり、立ち上がってもフラフラしてしまいます。しかし、こういう期間を体験して筋の通った坐禅が身についていきます。
日々精進あるのみです。
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