無量寿経

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『東方偈』(とうほうげ)

『東方偈』とは、『無量寿経』下巻にある偈文です。宗派や同宗派内でも呼び方が異なるようですが、同じ内容の偈文でも『東方偈』、『往覲偈』(おうごんげ)、『讃重偈』(さんじゅうげ)、と呼ばれることが多いようです。①ルビ(かな読み)②漢訳本文(大太字)③講話また、人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈としてご覧ください。なお、『無量寿経』の全文にはない部分も原典より補完して講話に加えています。なお、短く区切っているのはスマホ対応の為です。※当ウェブサイトの構成上『東方偈』全体は【『無量寿経』65】に相当し、『東方...
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『無量寿経』60

(これより仏説無量寿経巻下)ぶつごうあなん。ごうしゅじょう、仏告阿難。其有衆生、しょうひこくしゃ、生彼国者、かいしつじゅおしょうじょうしじゅ。皆悉住於正定之聚。しょいしゃが。所以者何。ひぶっこくちゅ、むしょじゃじゅ、彼仏国中、無諸邪聚、びっぷじょうじゅ。及不定聚。じっぽうごうじゃ、しょぶつにょらい、十方恒沙、諸仏如来、かいぐさんだん、むりょうじゅぶつ、皆共讃歎、無量寿仏、いじんくどく、ふかしぎ。威神功徳、不可思議。しょうしゅじょう、もんごみょうごう、諸有衆生、聞其名号、しんじんかんぎ、ないしいちねん。信心歓喜、乃至一念。ししんえこう。至心回向。がんしょうひこく、そくとくおうじょう、願生彼国、即...
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『無量寿経』61

ぶつごうあなん。仏告阿難。じっぽうせかい、しょてんにんみん、十方世界、諸天人民、ごうししん、がんしょうひこく。其有至心、願生彼国。ぼんうさんぱい。凡有三輩。ごじょうはいしゃ、しゃけきよく、其上輩者、捨家棄欲、にさしゃもん、ほつぼだいしん、而作沙門、発菩提心、いっこうせんねん、むりょうじゅぶつ、一向専念、無量寿仏、しゅしょくどく、がんしょうひこく。修諸功徳、願生彼国。しとうしゅじょう、りんじゅじゅじ、此等衆生、臨寿終時、むりょうじゅぶつ、よしょだいしゅ、無量寿仏、与諸大衆、げんごにんぜん。現其人前。そくずいひぶつ、おうじょうごこく。即随彼仏、往生其国。べんおしっぽうけちゅ、便於七宝華中、じねんけ...
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『四誓偈』(しせいげ)

『四誓偈』とは、『無量寿経』上巻にある偈文です。宗派や同宗派内でも呼び方が異なるようですが、同じ内容の偈文でも『四誓偈』『三誓偈』『重誓偈』と呼ばれることが多いようです。①ルビ(かな読み)②漢訳本文(大太字)③講話また、人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈としてご覧ください。なお、『無量寿経』の全文にはない部分も原典より補完して講話に加えています。なお、短く区切っているのはスマホ対応の為です。※当ウェブサイトの構成上『四誓偈』全体は【『無量寿経』32】に相当し、『四誓偈』の前後も掲載しています。・・・・...
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『讃仏偈』(さんぶつげ)

『讃仏偈』とは、『無量寿経』上巻にある偈文です。宗派や同宗派内でも呼び方が異なるようですが、同じ内容の偈文でも『讃仏偈』は浄土真宗本願寺派、真宗大谷派では『嘆仏偈』(たんぶつげ)、浄土宗では『歎仏頌』(たんぶつじゅ)と呼ばれることが多いようです。①ルビ(かな読み)②漢訳本文(大太字)③講話また、人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈としてご覧ください。なお、『無量寿経』の全文にはない部分も原典より補完して講話に加えています。なお、短く区切っているのはスマホ対応の為です。※当ウェブサイトの構成上『讃仏偈』全...
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『無量寿経』(むりょうじゅきょう)

無量寿経は紀元後100年頃にインド文化圏で成立したと考えられている大乗仏教の経典です。もともとの梵語(サンスクリット語)では सूखावतीव्यूह, Sukhavati-vyuha, スカーヴァティー・ヴィユーハ(極楽の荘厳、幸あるところの美しい風景)となります。同タイトルの『阿弥陀経』と区別して『大スカーヴァティー・ヴィユーハ』とも呼ばれます。略称は、『阿弥陀経』の『小経』に対して、無量寿経を『大経』とも呼んでいます。①ルビ(かな読み)②漢訳本文(大太字)③講話人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈...