仏教を学ぶ 仏の三十二相(さんじゅうにそう)
仏の身体的特徴としてまとめられている三十二相は経典により多少の相違がありますが、一般的なものは以下の通りです。原則として仏像及び仏画はこれにならって作成されています。仏像を見る際の参考にしてみてはいかがでしょうか。1. 足下安平立相(そっかあんぺいりつそう)足の裏が平らで安定している。地を歩くとき足裏と地と密着して、その間に髪の毛ほどの隙もない。(扁平足)2. 足下二輪相(そっかにりんそう)足の裏に法輪が現れている。仏足石はこれを表わしたもの。3. 長指相(ちょうしそう)指が繊細で長いこと。4. 足跟広平相(そくこんこうへいそう)足のかかとが広く平らかである。 5. 手足指縵網相(しゅそくまん...