マッリカー(末利夫人)

人物仏教を本気で学ぶ

マッリカー Mallikā、末利夫人(まりぶにん)

マッリカーは、コーサラ国(拘薩羅国)パセーナディ(波斯匿王)の妃であり、子にはヴィドゥーダバ(瑠璃王)がいます。

マッリカーとの結婚までの経緯として、パセーナディ王釈迦族から妃を迎えたいと要請しました。断わった場合、釈迦族を攻めるつもりだったといわれます。

釈迦族は他の民族とは婚姻しないという伝統があったともいわれ、その血筋の誇り高さから一計を案じ、釈迦族の王族で大臣の一人と言われるマハーナーマが召使に生ませた娘を妃として差し出すことにしました。その娘がマッリカーでした。

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