迦留陀夷はお釈迦様の弟子です。カピラヴァストゥの人でクシャトリア出身もしくはバラモン出身とされています。お釈迦様と同じ日に生まれました。Udāyīというのが迦留陀夷の本名ですが、肌が黒いことからKāludāyīと呼ばれたそうです。仏典には多く似た名前の人が登場し同一人物なのか別人なのかがはっきりしない場合が多々あるそうです。
巴語でKāludāyī(カールダーイー)、梵語でKālodāyī(カーローダーイー)/Kāludāyī(カールダーイー)ということから音写して、迦留陀夷、迦楼陀夷などと記述され、略して、迦慮、優陀夷、優陀耶、憂陀耶、烏那曳嚢などとも記述されます。意訳されている場合、黒光、黒曜、黒上、出現、時起などという記述も見られます。
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